2013/08/10（土）UP
（最終更新：2013/08/12 15:28）

▲宍戸（右）が得意のバックキックを決めてKO勝ち

シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING in FUKUSHIMA 2013
～宍戸大樹凱旋チャリティーイベント～」
2013年8月10日（土）福島市国体記念体育館

▼メインイベント（第9試合） SB東洋太平洋ウェルター級王座決定戦　67kg契約　エキスパートクラスルール　3分5R無制限延長R
○宍戸大樹（シーザージム）
KO　2R3分3秒　※後ろ蹴り
●ムーディ・ラワイ（JABOUT）
※宍戸が第2代王座に就く。

　宍戸が地元・福島で初めて試合を行う。この試合は昨年6月、鈴木博昭に敗れた宍戸が心機一転するために返上したSB東洋太平洋ウェルター級王座決定戦として行われる。

　対戦相手のラワイは屈強な骨格から繰り出す剛腕で、これまで数々の対戦相手をなぎ倒してきたパワーファイター。

　宍戸は序盤からミドル、ローと得意のキックで主導権を握り、ラワイのパンチを的確にディフェンス。ラワイのセコンドからは後ろ蹴りを警戒する指示が出ていたが、その後ろ蹴りを見事レバーに命中させてKO勝ちした。

　シーザー武志会長も「宍戸はこの勝利で、選手としてレベルアップした」と語るほどの完璧な内容だった。

　地元福島の家族や友人の見守る中、再び東洋太平洋ウェルター級王座のベルトを巻いた宍戸は「プレッシャーでいつもより息が上がるのが早かった。でも勝ててホッとしました。チャリティー興行ということで開催させてもらいましたが、多くの地元の方に支えられ、逆に元気をもらいました」と笑顔を見せた。

▲金井（右）がハイキックでKO勝ちした

▼セミファイナル（第8試合）70kg契約　エキスパートクラス特別ルール　3分3R無制限延長R
○金井健治（シーザージム新小岩）
KO　3R41秒　※左ハイキック→レフェリーストップ
●キング・ジョー（PKC連闘会）

　宮城県出身のキング・ジョーは“相馬の重戦車”の異名をとるタフな選手。金井との殴り合いが予想されたが、序盤は投げを多用する。

　2R、金井にヒザ蹴りで2度ダウンを奪われるも、ゴングに救われ3Rまで持ちこたえたキング・ジョーだったが、今度は左ハイキックでダウンし、レフェリーストップとなった。

▲対戦相手の欠場により、未奈（左）は師匠の太田（右）とエキシビション

▼第7試合エキシビションマッチ
ー未奈（秀晃道場）
勝敗なし
ー太田秀晃（秀晃道場）

　久々の出場となった女子ファイター・未奈だが、対戦相手の交通事故による負傷欠場のため、試合はエキシビションマッチに変更された。

「つらい練習をしてきたので、このうっぷんを晴らせる相手」として、所属する秀晃道場の太田秀晃代表が登場。

未奈は「倒しにいきます」との言葉どおり容赦ない攻撃を見せ、会場を沸かせた。

▼第6試合　57.5kg契約　エキスパートクラス特別ルール　3分3R無制限延長R
○島田洸也（シーザー力道場）
TKO　2R1分35秒　※セコンドからのタオル投入
●鎌田悠介（ピロクテテス新潟）

▼第5試合　67kg契約　エキスパートクラス特別ルール　3分3R無制限延長R
○菅原悠次（シーザー力道場）
KO　2R2分7秒　※3ノックダウン
●山子　順（ピロクテテス新潟）

▼第4試合　72kg契約　エキスパートクラス特別ルール　3分3R無制限延長R
○勇星
KO　1R1分2秒　※右フック
●JAMBO YO-SUKE（シーザー力道場）

▼第3試合　アマチュアSBワンマッチ　70kg契約　2分3R延長1R
○佐藤孝之（シーザージム新小岩）
判定3-0　※30－25、30－26、30－26
●山崎　翔（秀晃道場/福島支部）

▼第2試合　アマチュアSBワンマッチ　70kg契約　2分3R延長1R
○荒木謙次郎（秀晃道場/福島支部）
KO　1R1分20秒　※右ストレート
●須貝秋彦（ピロクテテス新潟）

▼第1試合　アマチュアSBワンマッチ　67kg契約　2分3R延長1R
○田中威之
KO　1R1分40秒　※左フック
●森健太郎（秀晃道場/福島支部）

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【シュートボクシング】宍戸が故郷でKO勝ち、王座返り咲き