【WML】旗揚げ戦で三冠王・十二林がタイ人に悶絶TKO負け
アールズ・エンタープライズ/ UKFジャパン
「World Martial League(ワールド・マーシャルアーツ・リーグ)」
2013年9月23日(月・祝)東京・新宿FACE
写真&レポート=鈴木雄一郎
▼メインイベント(第8試合) UKFキックボクシング世界スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
○ペットワンチャイ・B-FAMILY NEO(タイ/B-FAMILY NEO)
TKO 3R1分45秒 ※レフェリーストップ
●十二林 稔(HOSOKAWジム/ UKFインターナショナルフェザー級王者)
※ペットワンチャイが新王者に
MAキックフェザー級王座獲得を皮切りに、UKF日本&インターナショナル王座を獲得し、三冠王となった十二林。段階を踏んでついに世界へ打って出ることとなった。
リングを回りながら右ローを打つ十二林に、ペットワンチャイは十二林を追いかけるように右ローを返していく。
ペットワンチャイが右ローからパンチ連打で打ち合いを仕掛けると、十二林はこれに付き合う形となり、激しい打ち合いとなっていく。
3Rに、ペットワンチャイのヒザが深々と突き刺さり、十二林は悶絶しながらダウン。何とか立ち上がる十二林だが、再びペットワンチャイのヒザが入り、倒れ込む十二林はTKO負け。ペットワンチャイが勝利し王座戴冠を果たした。
▼セミファイナル(第7試合) UKFキックボクシングイーストアジア ライト級王座決定戦 3分5R
○龍橋祐泰(Y’ZD GYM)
TKO 1R2分35秒 ※レフェリーストップ
●祥汰(Team S.R.K)
※龍橋が新王者に
開始早々、祥汰が左ミドルで先手を打つが、龍橋はこれをバックステップで交わして右ローを返す。前蹴りを打つ祥汰に、龍橋は右フックを合わせ、左右フックからパンチの連打へとつないでいく。
ガードする祥汰は左右ミドルで応戦。龍橋がジャブを打ったところに祥汰が右ストレートを合わせ、龍橋のアゴをとらえる。
これにひるむことなく龍橋は祥汰をロープに詰めて右ストレート。左ミドルで応戦する祥汰に龍橋はパンチ連打で打ち合いに持ち込み、祥汰もこれに付き合う形となる。龍橋の右ストレートが祥汰をとらえ、ダウンを奪う。
立ち上がる祥汰に、龍橋は容赦なくパンチを浴びせ、祥汰をマットに沈めてレフェリーが割って入りストップ。龍橋がKOでベルトを勝ち取り、タイトル初戴冠を果たした。
▼第6試合 UKFキックボクシングイーストアジア スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R
○晃希(Team S.R.K feat 悪羅スタ埼玉)
判定2-0 ※48-48、50-47、49-46
●渡久山ゆうた(平井ジム)
※晃希が新王者に
左ミドルと右ローを打つ晃希に対し、右ローと左右フックで応戦していく渡久山。パンチを打ちながら前に出る渡久山に、パンチを打ったところにヒザを合わせ、右ローを返す晃希。後半になると、晃希のガードが下がる光景が目立ち、渡久山のジャブを被弾。
次第に晃希の瞼が腫れ始めてくる。これにはさすがにガードを固める晃希。
それでも渡久山は懐にかいくぐり、左右フックやボディブローを打ち込み、打ち合いへと持ち込んでいく。晃希はヒザや左ミドル、右ローで距離を取りながら応戦していく。僅差の判定で晃希がベルトを獲得した。
▼第5試合 UKFキックボクシングイーストアジア フェザー級王座決定戦 3分5R
○RYOTA(マイウェイジム/INNOVATIONフェザー級王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、49-47
●笹羅歩(笹羅ジム/NJKFフェザー級1位)
※RYOTAが新王者に
笹羅応援団の凄まじき応援が会場全体を包み、RYOTAの応援が完全にかき消されるほどの大声援が飛び交っていた。右ローの蹴り合いやパンチの打ち合いが多く見受けられるなどして、この日一番の盛り上がりを見せた一戦となった。
RYOTAが右ストレートや左右フックを振り回せば、笹羅は左ボディ、左フック。一方がパンチを打てば、もう一方がパンチを打つ。
また、RYOTAが右ローを打てば、笹羅は右ローと左ミドル。パンチからロー、ミドルのコンビネーションがほとんど見られず、パンチのみ、ロー・ミドルのみといったわかりやすい展開が5Rまで続いた。
結果、パンチ主体でコツコツと有効打を稼いだRYOTAが判定で勝利し、INNOVATIONに続き二つ目の王座獲得に成功した。
▼第4試合 UKFキックボクシングルール ミドル級 3分3R
○木村光(トライデントジム)
TKO 2R1分21秒 ※レフェリーストップ
●石井正弘(岡澤道場)※デビュー戦
▼第3試合 UKFキックボクシングルール スーパーライト級 3分3R
○ひとヤン(Team S.R.K)
TKO 2R2分7秒 ※レフェリーストップ
●荒井靖久(岡澤道場)
▼第2試合 UKFキックボクシングルール スーパーバンタム級 2分3R
○高橋美優美(錬武舘上尾道場)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●和乃(新興ムエタイジム)
▼第1試合 異種格闘技戦 テコンドーvsプロレス 3分3R
○岡澤一(岡澤道場)
TKO 2R ※ドクターストップ
●ジ・ウィンガー(フリー)
▼オープニングマッチ2 UKFキックボクシングルール ライト級 2分2R
○惣田教平(錬武舘上尾道場)
判定3-0 ※19-18、20-17、19-18
●山際篤嗣(新興ムエタイジム)
▼オープニングマッチ1 中国拳法フルコンタクト試合 2分1R
○山梨卓馬(龍志拳友会)
判定3-0
●根津唯史(龍志拳友会)
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