【レベルス】“キック界の燃える闘魂”板倉&町田が激闘制し初代王者に
REBELSプロモーション
「REBELS.21」
2013年10月20日(日)東京・ディファ有明
▼メインイベント2(第17試合) REBELS-MUAYTHAIウェルター級王座決定戦 WPMF日本ルール 3分5R
○板倉直人(スクランブル渋谷/J-NETWORKウェルター級5位)
判定3-0 ※49-48、50-48、49-48
●堤 大輔(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級3位)
※板倉が初代王者に
REBELS-MUAYTHAIウェルター級王座決定戦で“キック界の燃える闘魂”の異名を持つ板倉と堤が激突。7月大会のトーナメント準決勝で板倉は引藤伸哉に、堤は秀雄にそれぞれ勝利を収め、今回の王座決定戦に進出した。
両者ともにサウスポー。板倉はこつこつと左ローを当て堤が前に出ると前蹴りで突き離す。
堤も左ロー、左ミドルを返しお互いに様子見のラウンド。2Rには、9cmも上背で優る板倉が首相撲を仕掛けガッチリとロックしながらヒザで攻め、徐々に主導権を握る。3R、堤は右ハイ、板倉が接近戦を仕掛ければ回転ヒジとKO狙い。巧みなディフェンスでさばいていく板倉は淡々と攻撃を返していく。
最終R、板倉は右ジャブを突き、左ロー、左ミドルとテンポよく攻撃を当てペースを握ったまま。さらに左ストレートが堤の顔面を打ち抜く。
判定決着となり、3-0で勝利した板倉は「元気ですかーっ! 元気があればベルトも獲れる!」と得意の猪木のモノマネでマイクパフォーマンス。
「10年かかってようやくベルトを獲ることが出来ました。この10年は遠回りのようで一番の近道。私にとっては必要な10年だったと思います。この先まだまだ強くなるのでよろしくお願いします」と語り、最後に公言通り、「1、2、3、ダーッ!」で締めた。
▼メインイベント1(第16試合) REBELS60kg級王座決定戦 REBELSルール 3分5R
○町田 光(橋本道場/Japan Kickboxing Innovation/WPMF日本スーパーフェザー級王者、JKIスーパーフェザー級1位)
判定3-0 ※50-48、50-48、50-47
●不可思(ふかし/The Body Box)
※町田が初代王者に
REBELS60kg級王座決定戦で町田と不可思が激突。町田は7月大会のトーナメント準決勝で皇治を、不可思は稲石竜弥をそれぞれ下し、今回の王座決定戦に進出。
町田は居合い抜きの動作を取り入れた居合いパンチを始めとする必殺技で人気急上昇中。一方、不可思は名古屋が生んだ期待のホープとして注目を集める。両者は今年4月に対戦し、その時はドローに終わっている。
「1Rから殺しにいくつもりでいきます」と戦前に語っていた通り、町田はひたすら前に出る。不可思はスピードあるワンツーを返していくが、町田は両腕ブロックでクリーンヒットを許さない。
町田がテンカオ、ボディブローを不可思のボディにめり込ませる。耐える不可思はワンツーからローと手数を増やし反撃。
町田はひたすらパンチ、ミドルと手数で前に出る作戦だったが、3Rには居合いポーズからのミドル、さらにボディブローと必殺技を投入! これには場内もどっと沸く。
ガンガン前に出続ける町田に対し、不可思もパンチで応戦するが、町田の気持ちを前面に出すような連打の前に後退してしまう。
5R、スタミナで上回る町田が完全に手数で押し切り、判定勝ち。ベルトを巻いた町田は「俺はキックをメジャーにしたい! だけどどうしたらいいかわからない。みんなの力を貸して欲しい。」とマイクアピール。さらにKrush-60kg級王者・板橋寛との王者対決をアピールし、リングを降りた。
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