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【NKB】流血のタイトル戦、Yoshitomiがリベンジで王座奪取

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2013/10/26(土)UP

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▲Yoshitomi(右)がリベンジして王座を奪取した

日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「2013肉弾シリーズ フォース」
2013年10月26日(土)東京・後楽園ホール

▼メインイベント NKBウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○Yoshitomi(姉崎/NKBウェルター級2位・挑戦者)
TKO 5R1分34秒 ※ドクターストップ
●乃村悟志(真門/NKBウェルター級王者)
※Yoshitomiが第11代王者に就く、乃村は2度目の防衛に失敗

 両者は昨年12月にもタイトルマッチで対戦し、その時は乃村が体力・パワーで圧倒して初防衛に成功している。Yoshitomiは4月の挑戦者決定戦でKO勝ちして挑戦権を獲得、リベンジマッチを挑んだ。

 1R、乃村がパワフルなパンチ、ローキック、首相撲からのヒザ蹴りで攻めて出足はよかったが、2Rに首相撲勝負になったところで左目下をカットして流血し、ドクターチェックを受ける。ここぞとばかりにYoshitomiが左右ヒジで傷口を狙い、乃村はパンチと首相撲からのヒザで攻め込む。

 3RはYoshitomiがヒジと右ストレートで攻勢、乃村はローで応戦するがYoshitomiの勢いが優る。

 4RもYoshitomiがヒジを交えたパンチで攻め、乃村は出血がひどくなり2度目のドクターチェック。Yoshitomiはラッシュを仕掛けるが決めきれず、乃村もローを返す。

 そして5R、お互いに攻める中、Yoshitomiがパンチとヒジで猛攻を仕掛けて乃村は3度目のドクターチェック。左目は完全にふさがった状態となっており、ドクターストップがかかった。

 TKO勝ちで王座を奪取したYoshitomiは、その場で泣き崩れた。


▲夜魔神(左)が得意の首相撲で初防衛に成功

▼セミファイナル NKBライト級タイトルマッチ 3分5R
○夜魔神(やましん/SQUARE-UP道場/NKBライト級王者)
判定3-0 ※50-48、50-48、50-47
●石井修平(ケーアクティブ/NKBライト級4位・挑戦者)
※夜魔神が初防衛に成功。

 6月大会でNKBライト級王座を獲得した夜魔神が、早くも初防衛戦を迎えた。

 1R、挑戦者の石井が左ストレート、前蹴りで積極的に攻め、夜魔神は左ミドルとロー。

 スロースターターの夜魔神に石井が好スタートを切ったが、2Rになると夜魔神が得意の首相撲に持ち込む。両者ともヒジを放つ。

 3Rも夜魔神がパンチから首相撲に持ち込み、ヒザとヒジ。石井は前蹴りで組ませまいとするが、首相撲に捕まってしまう。

 4Rと5Rも夜魔神がパンチの打ち合いから首相撲からのヒザ、ヒジに持ち込み、完勝で初防衛に成功した。


▲佐藤(右)が圧勝で初防衛に成功した

▼第6試合 NKBフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○佐藤祐平(TEAM.KOK/NKBフェザー級王者)
KO 3R3分5秒 ※
●KAZUYA(JK国際/NKBフェザー級3位・挑戦者)
※佐藤が初防衛に成功。

 今年4月にNKBフェザー級王者となった佐藤が初防衛戦を迎えた。挑戦者のKAZUYAは7勝20敗5分という戦績、37歳という年齢から今回がタイトル獲得のラストチャンス。

 1RはKAZUYAがローとパンチで積極的に攻めていたが、佐藤に突き放されて尻餅をついたところでダウンを取られる。KAZUYAが立ち上がると佐藤は首相撲からのヒザ蹴り中心の攻め。

 2Rは佐藤が右ローを狙い、KAZUYAは明らかに効いた様子。その右ローで佐藤が2度目のダウンを奪い、ロー、パンチ、首相撲からのヒザ蹴りでほぼ一方的な展開に。KAZUYAはバックブローで逆転を狙うが、空を切る。

 そして3R、右ローでまたもダウンを奪った佐藤がKAZUYAをコーナーへ追い詰め、ボディブローからのヒザ蹴りでKAZUYAをKO。圧勝で初防衛に成功した。


▲村井(右)がジャブ、右ストレートで優勢に立ち、新王座に

▼第5試合 NKBミドル級王座決定戦 3分5R
○村井崇裕(京都野口/NKBミドル級1位)
判定3-0 ※49-48、49-48、49-47
●田村 聖(拳心館/NKBミドル級3位)
※村井が新王座に就く。

 両者は昨年12月に対戦し、その時は村井が判定勝ちしている。村井は7勝1敗、田村は3勝1敗という戦績でタイトル獲得を狙う。

 1Rから村井が左ジャブを多用し、前蹴りでも優勢。2Rは田村がローを中心に距離を詰めて圧力をかけた。

 3R、田村が左右フックで攻勢に出るが、もつれたところで村井が流血。村井はヒジで逆襲する。4Rも田村が左右フックと右ローで攻勢。しかしラウンド終了間際、両者が倒れたところで田村の方にダウンが宣告される。

 5Rは村井がジャブと前蹴り、右ストレートをヒットさせ、首相撲からのヒザ蹴りで攻めて試合終了。判定勝ちで村井がベルトを獲得した。


▼第4試合 NKBウェルター級 3分5R
○福舘 正(TEAM.KOK/NKBウェルター級9位)
KO 1R1分26秒 ※右フック
●竹村 哲(ケーアクティブ/NKBウェルター級1位)

▼第3試合 NKBライト級 3分5R
○大和知也(SQUARE-UP道場/NKBライト級1位)
KO 1R2分59秒 ※3ノックダウン
●星山勝志(拳心館)

▼第2試合 NKBバンタム級 3分3R
△伴 智啓(ケーアクティブ/NKBバンタム級9位)
ドロー 判定1-0 ※30-29、30-30、30-30
△間中壱星(姉崎ジム)

▼第1試合 NKBフェザー級 3分3R
○坪内隼斗(テツジム)
判定3-0 ※三者とも30-26
●順一(拳心館)

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