【イノベーション】21歳の二冠王RYOTA、新日本ランカーを撃破
JAPAN KICKBOXING INNOVATION/山梨県キックボクシング協会
「~KICK BOXING 戦闘甲斐士13~<山梨選抜vs国内強豪>」
2013年11月3日(日)山梨・日本航空学園J-シップホール
▼メインイベント フェザー級交流戦 山梨vs新潟 57.5kg契約 3分3R延長1R
○RYOTA(マイウェイジム/INNOVATION日本フェザー級王者&UKFイーストアジアフェザー級王者)
判定2-0 ※30-30、30-29、30-29
●阿部泰彦(JMNジム/新日本キックボクシング協会バンタム級6位)
RYOTAは“山梨の新星”として期待される21歳。今年3月には元MA日本フェザー級王者・十二林稔を撃破、5月にINNOVATION日本フェザー級初代タイトルを獲得すると、9月にはNJKFフェザー級1位・笹羅歩を倒し、UKFキックボクシングイーストアジアフェザー級タイトルを奪取して2冠王となった。現在7連勝中。
一方、阿部は新日本キックボクシング協会バンタム級6位、キャリア18年のベテランファイター。アウェイのリングで王者狩りを狙う。
1R、RYOTAはローをこつこつ蹴りながら相手の出方を見る。阿部は左ミドルを主軸とした攻めで前に出る。2Rには、さらにプレッシャーを強める阿部が左ミドルをバンバン蹴っていく。RYOTAのパンチにはヒジを合わせていく。
RYOTAは阿部のプレッシャーを止めるように前蹴り、接近戦ではヒジ。ここまでのラウンドの裁定は20-19でRYOTAが一票獲得、残り二票はドロー。
3R、圧力をかける阿部に対し、退がるRYOTAだが、うまく回りこんでミドル、ローを当てていく。阿部は左ミドルからパンチにつないで追い込むが、RYOTAは巧みにディフェンスして攻撃を返す。
一進一退の攻防は僅差でRYOTAが勝利した。マイクを握ると「チャンピオンらしくない試合をしてしまいました。来年にはINNOVATIONのタイトル防衛戦を控えているので、次は倒せるように頑張ります」と抱負を語った。
▼セミファイナル INNOVATIONスーパーフェザー級次期挑戦者決定戦 3分5R延長1R
○竜誠(ダイケンジム/INNOVATIONスーパーフェザー級2位)
TKO 1R2分32秒 ※セコンドからのタオル投入
●葵拳士郎(マイウェイジム/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)
狂平(武勇会)が保持するタイトル挑戦権を懸けて、18歳の竜誠と20歳の葵が激突。
1R開始のゴングと同時にガンガン前に出る竜誠は、葵のパンチに合わせてテンカオ!(相手をつかまずに蹴るヒザ蹴り) これをモロに食らった葵は一気に後退、前に出続ける竜誠が右ハイでダウンを奪う。何とか立ち上がる葵だが、再びハイからのラッシュで2度目のダウンを喫してしまう。
フラフラの葵に対し、竜誠がラッシュ! スリップで葵が倒れると竜誠が反則のサッカーボールキック。竜誠に減点2が与えられ、ダメージの大きい葵にインターバルが与えられる。
再開するも葵に回復の兆しが見られないためにセコンドがタオルを投入し、竜誠がTKO勝ちで無敗記録を9に伸ばした。
納得のいかない表情の竜誠だったが、そこにREBELS60kg級王者・町田光(橋本道場)がリングイン。12月23日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されるINNOVATION2013年最終興行で町田vs竜誠の対戦が決定したことがアナウンスされる。マイクを握った町田は「イケテないグループ代表としてヤンキー代表を倒します。全力で1Rから居合いパンチなど全部を出して倒しに行きます」と挑発した。
▼第8試合 INNOVATIONウェルター級 山梨vs愛媛 3分3R延長1R
○門田哲博(武勇会/スーパーウェルター級10位)
TKO 延長R0分 ※レフェリーストップ
●フランケン直闘(ダイケンジム/スーパーウェルター級7位)
※本戦は1-0(30-29、29-29、29-29)
1Rから接近戦でバチバチの打ち合いを展開する両者。フランケンのヒジが炸裂し、2Rに門田は額をカット。門田は反撃を見せお返しとばかりにヒジでフランケンの額をカットする。
3R、お互いに意地を見せるように激しい乱打戦へ。本戦では決着がつかず延長戦に突入したが、フランケンの出血が激しいために延長突入のゴングと同時にレフェリーがストップした。
▼第7試合 INNOVATIONライト級 2013年度新人王トーナメント決勝戦 山梨vs愛媛 3分3R延長1R
○大将(渡辺ジム)
KO 2R2分12秒 ※右ハイキック
●津乗大貴(武勇会)
※大将が新人王に
お互いに手数を出し合う攻防。蹴りからパンチにつなぐ攻めの津乗が主導権を握りかけたところで、大将の右ハイキックがクリーンヒット。これで津乗はバッタリと倒れ、大将がKO勝利で新人王となった。
▼第6試合 INNOVATIONフェザー級 58kg契約 山梨vs東京 2分3R
○塚原 圭(ダイケンジム)
判定3-0 ※三者とも30-27
●永島一平(y‐park)
▼第5試合 INNOVATION65kg契約 山梨vs宮城 2分3R
○佐藤 健(PCK連闘会)
判定3-0 ※三者とも30-27
●森 直樹(ダイケンジム)
▼第4試合 INNOVATIONフェザー級 山梨vs神奈川 2分3R
○深澤賢洋(ダイケンジム)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●伊藤拳成(岡澤道場湘南)※デビュー戦
▼第3試合 INNOVATIONライト級 山梨vs千葉 2分3R
○大野泰弘(マスターズピット)※デビュー戦
判定3-0 ※三者とも30-29
●中島ケイト(渡辺ジム)
▼第2試合 INNOVATIONスーパーライト級 山梨vs茨城 2分3R
△増田侑也(マイウェイジム)※デビュー戦
ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、29-29
△高橋駿友(PCK大崎)
▼第1試合 INNOVATIONミドル級 山梨vs千葉 2分3R
○マイク・ジョー(拳伸ジム)※デビュー戦
ドロー 判定1-0 ※30-29、30-30、30-30
●都築頼秋(ダイケンジム)※デビュー戦
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