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【MA日本キック】武田が韓国王者をKO!伝統のベルトが他団体に流出

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2013/11/04(月)UP

▲WMAF世界スーパーウェルター級タイトルの初防衛に成功した武田一也(左から2番目)

マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「DRAGON.3 ~THE ONE AND ONLY~ 門戸開放」
2013年11月4日(月・祝)東京・後楽園ホール 

▲武田一也(右)が右ハイキックで韓国王者カン(左)からダウンを奪う

▼メインイベント(第13試合) WMAF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○武田一也(JMC横浜/WMAF世界スーパーウェルター級王者、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級4位)
KO 2R3分
●カン・ミンソク(韓国/プサンチームJ.U/韓国ライト級ベストチャンピオンシップ優勝、韓国ムエタイスーパーライト級王者)
※武田が初防衛に成功 

 武田は8月の後楽園大会でJ-NETWORKスーパーウェルター級王者・森本一陽を破り、 WMAF世界王座を獲得。今回初防衛戦の相手となるカンはRISE推薦選手として参戦し、 韓国ライト級ベストチャンピオンシップ優勝、韓国ムエタイスーパーライト級王者の肩書きを持つ20歳。戦績は23戦21勝(9KO)2敗。

 1R、ボリュームあるアフロヘアの武田が得意のミドルをバンバン蹴っていく。退がるカンだが右ローをこつこつ当て一気に距離を詰めると速いパンチの連打。

 カンの右ハイがクリーンヒットすると、王者はぐらつきピンチ。パンチラッシュで追い込まれた武田が何とか持ちこたえ、反撃に出る。

 2Rも変わらず武田が左ミドルでカンを退がらせると右ハイでダウンを奪う。立ち上がるカンは右ハイを出すなど反撃するも、武田が首相撲で捕まえ、ヒザ蹴り連打で追加のダウン。

 さらにテンカオからパンチ連打でカンをコーナーに追い込むと試合は終了。武田がKO勝ちで初防衛に成功した。


 

▲伏見和之(左)が右ハイキックで渡部ヒロシ(右)からダウン奪取

▼セミファイナル(第12試合) MA日本バンタム級暫定王座決定戦 3分5R
○伏見和之(SB/シーザー力道場/MA日本バンタム級1位、SB日本スーパーバンタム級1位)
TKO 2R1分32秒 ※レフェリーストップ
●渡部ヒロシ(士道館ひばりヶ丘道場/MA日本バンタム級5位) 
※伏見が暫定王者に 

 タイトル・ランキングのオープン化の門戸開放政策実施により今後はMAに加盟していなくてもランキング入り、そして王座挑戦することが可能に。今回シュートボクシングのトップランカーである伏見が抜擢され、当初は王者・大野貴志と対戦予定だったが、大野が練習中の負傷で欠場。代替選手として40才のMAランカー渡部が出場し、暫定王座を争うこととなった。

 1R、両者共に速いテンポの攻撃を見せる。渡部がパンチで攻めると、伏見は前蹴りで突き離すなど巧みにディフェンスしクリーンヒットを許さない。

 伏見がヒジを見せれば、渡部も飛び後ろ蹴りと激しい攻防に。テンポを上げていく伏見がパンチのラッシュを仕掛け2度のダウンを奪うと場内は大盛り上がり。ここで1R終了のゴング。

 2R、一気に仕掛けた伏見が右ハイでダウンを追加。意地を見せ立ち上がる渡部だが、伏見が首相撲からのヒザでトドメをさし念願の王座を奪取した。マイクを握ると、伏見は今日が誕生日だという母に感謝の言葉を述べた。

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