【リアルディール】小林JET、メインでダルビッシュから判定勝ち
REALDEAL
「REALDEAL 35」
2013年11月17日(日)福岡・バトルステージFUKUOKA
レポート=池田博紀
▼メインイベント(第8試合) 62kg契約 3分3R
〇小林“JET”孝輔(REALDEAL GYM)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-28
●ダルビッシュ黒木(KING EXCEED)
1R、開始から両者が激しい打ち合い。JETがパンチからミドルを浴びせ、ダルビッシュをロープ、コーナーへ詰めるがダルビッシュも打ち合いで手数を返す。互いに打ち合いを止めずに白熱した打ち合いを繰り広げる。
2R、このラウンドも開始から激しい打ち合いを繰り広げ、一進一退の攻防を展開する。次第にヒートアップして行き、両者の一歩も引かない姿勢でラウンド最後まで打ち合った。
3R、1R開始から3ラウンドの最後まで打ち合う両者。判定でJETが勝利した。
▼セミファイナル(第7試合) 71kg契約 3分3R
△森木一吉(目白ジム)
判定1-0 ※30-29、30-30、29-29
△鹿島昭男(フェニックススポーツクラブ)
1R、森木はローを浴びせ、鹿島はテンカオ。森木はミドルレンジで打ち合い、鹿島が組んでからヒザ蹴り。鹿島はパンチを出すが、自身の長いリーチが逆に仇となり森木が有利な距離で打ち合うこととなる。
2R、森木はパンチから組んでヒザ蹴りへ繋げるが、鹿島もヒザ蹴りを返す。鹿嶋は首相撲で、長身を活かしてからのヒザ蹴りを有効に使いたいところだが、森木は組まれたら密着。鹿嶋もクリンチで組まれたら有効打を出せずに、互いに膠着状態となるため、両者はレフェリーよりイエローカードが与えられる。その後は互いにパンチで打ち合い、組んでからは鹿島もヒザ蹴りを返す。
3R、森木は気合の掛け声を出しながら、パンチで攻める。鹿島に組まれてヒザ蹴りを出される前に、森木は組んでから密着してヒザ蹴りを封じる。鹿嶋も得意の左ハイを繰り出すもヒットせず、組んでからヒザ蹴りを浴びせる。すぐに森木に組まれ密着状態で手を出せない。互いにパンチで打ち合うが決定打を奪えず、判定はドロー。
▼第6試合 スペシャルエキシビジョンマッチ 3分1R
-森 孝太郎(REALDEAL GYM)
勝敗なし
-三苫純次(SOLID FIST)
2010年7月の「REALDEAL 17」から3年間、リングを離れていた三苫は今回が福岡、最後のリングとなる。対するは森はRISEミドル級7位にランクイン、今ではリアルディール70kg級を代表する選手。
1R、三苫はガードを高く構え、森は懐の深い構えを取る。三苫は前進してからのパンチ主体で攻めるが、森は前蹴り、ミドル、ロングストレート。リーチを活かしたロングレンジから攻める森の前に、三苫は中に入れない。三苫も被弾覚悟で、前進しても森は接近戦ではテンカオで対応する。
三苫も打ち合いに出るが、逆にコーナーに詰められて森のパンチ、テンカオを浴びる。それでも三苫は前に出続けると、森は後ろ蹴りを放つなど完全にペースを握る。エキシビションマッチだが、ガチンコで内容の濃い3分間であった。
終了後にはRISEミドル級新人王を獲得しランキング入りが確定しているリアルディールの期待の新鋭、K-jeeがリングで挨拶し、森、三苫、K-jeeがベルトを目指すことを宣言した。
▼第5試合 57.5kg契約 3分3R
△城戸龍史(S-cute)
ドロー 判定1-0 ※29-29、30-29、29-29
△大刃暁士(REALDEAL GYM)
1R、互いにパンチとローを主体とした打ち合いを展開する。大刃はミドルを織り交ぜながら攻める。2R、城戸のパンチ、テンカオの有効打が目立つ。大刃はパンチを返しながらミドル、ローを浴びせるなど、このラウンドも互いに打ち合いを展開する。
3R、互いに右ハイを放ち、打たれたら打ち返すなど、乱打戦へ。削り合いの打ち合いを最後まで繰り広げ、判定はドロー。
▼第4試合 60kg契約 3分3R
〇武雄(REALDEAL GYM)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●川脇裕太(薩摩ジム種子島道場)
※川脇が2.7kgオーバーの為、減点2からスタート
1R、互いにミドルレンジでの攻防となる。手数も互角の展開。2R、武雄は右ローを浴びせながら、ミドルレンジでの攻撃に繋げる。川脇もパンチ、ローを返し、ショートレンジの打ち合いに持ち込もうとするが、武雄は距離を詰め攻撃を浴びせるなど、武雄が若干、優勢か。
3R、このラウンドでは組んでからのヒザ蹴りが主体となるが、ヒザ蹴りのヒット数、パンチなど武雄が上回る。川脇も打ち返し、組んでヒザ蹴りを返すが、武雄の手数が上回る。判定で武雄が勝利。
▼第3試合 70kg契約 3分2R
〇花沢 類(REALDEAL GYM)
判定3-0 ※三者とも20-17
●高橋鉄男(若松SECURITY TEAM)
1R、リーチでは圧倒的に不利な高橋は左右のロー。花沢は前蹴り、ハイなどリーチを活かしたロングレンジで距離を作る。ラウンド終盤には、花沢が左ヒザ蹴りを浴びせダウン奪う。
2R、花沢は左ハイ、前蹴り、ストレート、ヒザ蹴りなどをヒットさせる。高橋は左右のフックで攻めるが、花沢は接近戦では組んでからヒザ蹴りを浴びせる。途中で花沢にローブローが入り回復のインターバルが取られる。高橋も前蹴りを放ち、打ち合いに持ち込みたいが、花沢はリーチのあるパンチ、接近戦の左ヒザ蹴りでボディへダメージを与える。高橋も鼻から出血しながら決死に攻めるが、全体的に花沢が優勢。花沢が判定で勝利した。
▼第2試合 プロ・チャレンジマッチ 63kg契約 3分2R
〇岩元勇太(REALDEAL GYM)
判定3-0 ※三者とも20-18
●下田遼(Weed GYM)
1R:岩元は右ハイを出しながらパンチで攻め、下田をコーナーへ詰める。顔面膝蹴りを浴びせた岩元は、続くパンチのラッシュでダウンを奪う。立ち上がる下田は打ち合いでも互いに手数を返しながら、ローを返す。
2R、このラウンドでは下田がパンチで前に出て来る。岩元も右ハイを返しながら、打ち合いを展開する。下田は勢いに乗っており、パンチでガンガン前に出て来るので、岩元も打ち合いで応戦。ダウンを奪った岩元が判定勝利。
▼第1試合 ヤングファイトルール 55kg契約 2分2R
〇今村星葵(新格闘術)
KO 2R ※右ストレート
●伊東伸紘(REALDEAL GYM)
1R、今村が常にパンチで攻めながら、ローを浴びせる。伊東もパンチを返しながら、ミドルを放つ。2R、今村が攻勢で常に前に出ながらパンチを浴びせる。伊東もパンチを打ち返し、テンカオを返すが、今村の勢いは止まらず。ラストは右ストレートを浴びせ、伊東がダウン。KOで今村が勝利した。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
新着情報
【関連リンク】