【デモリッション】祖根寿麻、じゅんを倒しバンタム級王者に
シグマコーポレーション
「DEMOLITION18」
2013年11月24日(日)大阪・アゼリア大正
▼メインイベント(第8試合) DXFC初代バンタム級王座決定戦 5分3R
○祖根寿麻(志村道場)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●じゅん(総合格闘技道場reliable)
※祖根が初代DXFCバンタム級王者に
約5分間のロング煽り映像が流される。この試合に賭ける興行側の意気込みが伝えられ、嫌がおうにも緊張感が高まる。
1R、いつもの上下ステップが軽快なじゅん。先に飛び込んだのは祖根。互いに片方の脇を刺して組み合った中、じゅんはヒジ打ちを一発。呼応するように祖根はアッパーを数発。両者バランスを保ち、しばらく組み合った状態が続く。 離れ際にじゅんの左ヒザ。返す刀で祖根も右フックと、まったく相性のよい二人だ。祖根はダッキングしてのボディーストレートとフックで牽制。 じゅんはジャブとロー、ミドルで距離を覗う。間合いの取り合いだけでも緊張の糸が見える様だ。 時折、祖根がタックルで飛び込まんとするが、じゅんが中に入れさせない。このラウンドはイーブンだ。
2R、両者ロー・インローで出入り。 互いに手数は出しているものの、このレベルになるとパンチのクリーンヒットは少ない。祖根がテイクダウンに成功、じゅんはパスさせじともがき、身体がエプロンサイドへ。これはエスケープ行為と捉え兼ねない。再開後、祖根が左ジャブをヒットさせ、じゅんを大きく仰け反らせる。 スイッチが入ったじゅんは右ストレートから右ミドル。祖根も右フックをヒットさせ、距離を詰めて両足タックルに成功。このラウンドは祖根が一歩有利か。
3R、ミドル・ロー・インローと、やはり両者とも立ち技勝負に。そしてこの試合のハイライト、祖根が片手を着いてカポエラキック。かわしたじゅんだが、祖根は回転して両足タックル。非常に高度な技術だ。下になったじゅん。サイドを取った祖根がボディーへのヒザを効かせ、横四方から顔面にヒジを打ち据える。じゅんのこめかみから出血が見られる。 祖根、絶好のチャンスの中、一瞬の隙を突いて下から三角に捕らえるじゅん。逆転の場面に場内はヤンヤの歓声だ。 これを凌いだ祖根。下からパンチを打ち上げるじゅん。上からパウンドを落とす祖根。ラウンド終了のゴングは祖根の勝利を意味していた。
▼セミファイナル(第7試合) 73kg契約 5分2R
○岩本亮紀(祥空館)
TKO 2R2分48秒 ※バックマウントパンチ
●服部豊(フリー)※ASH-RAから改名
MMAデビュー戦の服部。セコンドには盟友のDXFCウェルター級初代王者グッドマンと元DEEP ウェルター級王者・長谷川秀彦が付いた。
1R、服部は強烈なインローを走らせる。やはり打撃で攻めたい。 一方、組み付きたい岩本は中盤、服部を捕獲してコーナーまで詰めたがブレイクに。
岩本は右ジャブを当て、前に出て来た服部のタイミングを見計らってタックル。ここでもコーナーまで押し込み、コツコツとスタンド状態でヒザを当てていく。強引に振りほどいた服部はローからワンツーで打撃勝負。パンチを嫌った岩本が、服部の右フックに合わせて胴タックルに成功。ハーフガードから細かいパンチを見舞う。
2R、ポイントを取られている服部は打撃で巻き返したい。 岩本のタックルに合わせたヒザは当たりが浅く、そのままロープ際まで持って行かれるがこれも振り払い、再三のスタンド勝負ではストレートとロー・ジャブで牽制すると、岩本は服部の周りを周回する。ここぞのタイミングで服部は後ろ回し蹴りを放つがブロックされて不発。勝機到来となった岩本はサイドを取り、ガブリ状態でトップをキープ。一度は立ち上がった服部だったが、再び外掛けで倒されマウントを許してしまう。 最後はバックマウントパンチで岩本に凱歌が上がった。
▼第6試合 フェザー級 5分2R
○田中宏幸(修斗GYM神戸)
判定2-0 ※20-19、20-19、19-19
●天草ストロンガー四郎(総合格闘技チームソフトコンタクト)
▼第5試合 ライト級 5分2R
○児玉京大(シューティングジム大阪)
判定3-0 ※三者とも20-19
●ATSUSHI(GROUND CORE)
▼第4試合 フェザー級 5分2R
○橋本幸太(毛利道場)
KO 2R1分41秒 ※グラウンドパンチ
●ま~さ(和術慧舟会兵庫支部)
▼第3試合 バンタム級 5分2R
○土井勝幹(総合格闘技ゴンズジム)
一本 1R1分30秒 ※チョークスリーパー
●瀬戸上慎平(チーム受太郎)
▼第2試合 バンタム級 5分2R
○藤中淳司(シューティングジム大阪)
一本 2R3分11秒 ※腕ひしぎ十字固め
●秋葉太樹(総合格闘技道場reliable)
▼第1試合 ライト級 5分2R
○摩嶋一整(毛利道場)
一本 2R2分21秒 ※腕ひしぎ十字固め
●玉木壽成(総合格闘技チームソフトコンタクト)
▼OPファイト第2試合 バンタム級 3分2R
○三村亘(KING GYM KOBE)
判定3-0 ※20-17、20-18、20-18
●江南靖(頂上会テアゲネス)
▼OPファイト第1試合 アマチュアノービスルール 4分1R
○杉原光世(総合格闘技レッドソードGYM)
一本 3分27秒 ※チョークスリーパー
●今田夏好(修武館)
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