【NJKF】激闘ムエタイ戦士・翔のヒジ打ちがさく裂!涙のライト級王座戴冠
eFightの「キックボクシング」特集 |
ニュージャパンキックボクシング連盟/センチャイムエタイジム
「MuayThaiOpen25」
2013年12月1日(日)東京・新宿FACE
▼メインイベント(第14試合) NJKFライト級王座決定戦 3分5R ※ヒジあり
○翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFライト級1位)
KO 3R2分55秒 ※3ノックダウン
●階 勇弥(健心塾/NJKFライト級2位)
※翔が新王座に就く
NJKFライト級王座決定戦として同級1位の翔と同級2位の階が対戦。翔はセンチャイジムのエース候補で、パンチ、ヒジ、ヒザを駆使した攻撃的ムエタイスタイルで毎回のように激闘を展開するファイタータイプ。階はDEEP☆KICKで開催された「60kg級関西最強決定トーナメント」を制した選手で、こちらもヒジを得意としている。
1R、サウスポーの翔に対して階がインローを蹴る。翔は顔面前蹴りで階を突き放し、左ミドルと左ストレートで前に出る。
2R、パンチで前に出ようとする階。翔は強烈な左ミドルと左ハイを蹴り分け、階が下がると左ストレートで飛び込む。
3Rに入ると翔の攻撃がさらに加速。左のテンカオをボディに突き刺すと、階を首相撲に捕獲してボディに何発もヒザ蹴り。離れ際にヒジを強振し、ついに翔がダウンを奪う。
再開後、翔はすぐに階を首相撲に捕まえてヒジ・ヒザの雨あられ。ヒジで立て続けに2度のダウンを奪い、階をマットに沈めた。
見事なKO劇でベルトを巻いた翔は「ここまで苦しいことがありすぎて、時間がかかりました。10年分の想いを伝えたかったけど泣いちゃいました」とリングで男泣き。
センチャイ会長や仲間に感謝の言葉を述べると、一度は田舎に戻り、格闘技を辞めようとした過去を告白。父の言葉で再び格闘家の道に戻り、センチャイジムの門を叩いたエピソードを明かし「みんな簡単に夢はあきらめなければ叶うと言うけど、本当にそうなんだと思いました。でも僕は終わらないから、また応援してください!」とファンにメッセージを送った。
試合後、バックステージで「日本のライト級No.1になりたい」と王者としての野望を語った翔は「僕は60kgでもいけるんで」と、60kg級のトップファイター梅野源治、森井洋介、秋元皓貴らとの対戦も希望。
「僕は会長を信頼しているので、会長に言われればタイでもKrushでも戦います」と幅広い舞台での活躍にも意欲を見せた。
▼セミファイナル(第13試合) フライ級国際戦 3分3R ※ヒジあり
○シティサク・シッブンミィ(タイ)
判定2-0 ※30-29,29-29、30-29
●貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフライ級王者)
NJKFフライ級王者・貴はここまで9勝(2KO)1敗1分の好成績を持つヒザ蹴りが得意な選手。一方のシティサクは17歳にして70戦50勝20敗の戦績を持つ(大会パンフレットより)。
1R、貴がテンポよく前蹴り、ミドル、ローを蹴る。シティサクも強烈な左ミドルを蹴って首相撲に持ち込む。2R、シティサクは左ミドルと首相撲で完全に貴をコントロール。3Rはサウスポーに構え、距離を取りながら左ミドル&首相撲で貴の反撃を封じて判定勝利した。
▼第12試合 ライトフライ級国際戦 2分3R ※ヒジあり
○リカ・トングライセーン(センチャイムエタイジム/ムエタイウォリアーズライトフライ級王者、WBC ASIA国際ボクシングライトフライ級王者)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●ドナッツ・ジョーンムアンジム(タイ/WPMFライトフライ級王者、イサンムエタイ協会ライトフライ級王者)
ムエタイウォリアーズ女子ライトフライ級王者&WBC ASIA国際ボクシング女子ライトフライ級王者のリカが、WPMFライトフライ級王者&イサーンムエタイ協会ライトフライ級王者のドナッツと激突。
1R、プレッシャーをかけるリカが右ストレート。ドナッツはミドルを蹴り返し、右ストレートや左フックを返す。2R、左ミドルを蹴ってリカが前進。組んでからのヒジ・ヒザで攻め込む。3Rもリカがパンチと左右のミドルで前に出る。ドナッツの攻撃を受けても下がらず前に出続けたリカがドナッツを下した。
▼第11試合 スーパーフェザー級国際戦 3分3R ※ヒジあり
○キヨソンセン・ソーチャルワン(タイ/豪州ライト級王者)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-29
●末廣智明(大道塾/元WPMFスーパーフェザー級1位)
2013年北斗旗全日本空道体力別選手権大会で-230クラスを制した末廣が参戦。オーストラリア・ライト級王者の肩書きを持つキヨソンセンとヒジ打ちありのムエタイルールで対戦した。
1R、前足へのローから前に出ていく末廣。キヨソンセンも右ローを蹴り返す。2Rは互いに首相撲からヒザを蹴り合う展開となるが、3Rにキヨソンセンが首相撲で何度も末廣をマットに叩きつけ、優勢を印象づける。判定はジャッジ3名とも1ポイント差でキヨソンセンを支持した。
▼第10試合 NJKFフェザー級次期挑戦者決定戦 3分3R ※ヒジあり
○笹羅 歩(笹羅ジム/NJKFフェザー級1位)
判定3-0 ※三者とも30-28
●大樹(ARENA/NJKFフェザー級2位)
NJKFフェザー級次期挑戦者決定戦で同級1位・笹羅と同級2位・大樹が対戦。
1R、左ボディ・左フックからパンチで飛び込む笹羅。大樹はそこに右ヒジと左フックを狙う。2Rも同様の展開が続くが、3Rに笹羅が手数を増やして突進。左フックを当てると、飛びヒザ蹴りを発射し、右フックでダウンを奪う。これが決定打となり、笹羅がタイトル挑戦権を手にした。
▼第9試合 56.5kg契約 リベンジマッチ 3分3R ※ヒジあり
○洋・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフェザー級6位)
判定3-0 ※三者とも30-29
●星 雄晴(東京町田金子ジム/NJKFバンタム級6位)
▼第8試合 スーパーライト級 3分3R ※ヒジあり
○智也(VERTEX/NJKFライト級6位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●夢・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
▼第7試合 スーパーフェザー級交流戦 3分3R ※ヒジあり
○松永尚恭(東京町田金子ジム/NJKFスーパーフェザー級7位)
TKO 3R2分56秒 ※レフェリーストップ
●横田 健(習志野ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級8位)
▼第6試合 スーパーフェザー級交流戦 3分3R
○関根朝之(OGUNI-GYM)
判定2-0 ※29-28、29-29、30-28
●小泉李邦(橋本道場)
▼第5試合 バンタム級 3分3R
○スエナガ・ユン(キングジム) ※デビュー戦
判定3-0 ※三者とも29-28
●小泉翔吾(立川KBA)
▼第4試合 スーパーバンタム級 3分3R
○大和 航(大和ジム)
判定3-0 ※30-29、30-29、29-28
●守屋 将(新興ムエタイジム)
▼第3試合 60.5kg契約 3分3R
○馬場直規(立川KBA)
KO 3R2分45秒
●西中久晶(Vallely)
▼第2試合 65kg契約 3分3R
○ドクトル大輔(GANGAGYM)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●PACO(キックコア)
▼第1試合 フェザー級交流戦 3分3R
○木崎優典(拳粋会)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
●ユウキFLYSKY(FLYSKYGYM)
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