【ライズ】丹羽がランキング上位にリベンジ成功
RISEクリエーション
「RISE ZERO」
2013年12月1日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX
▼メインイベント(第6試合) ライト級(-63kg)3分3R延長1R
○丹羽圭介(HAYATO GYM/ライト級9位)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-29
●KING MASA(UACSキックボクシング/ライト級8位)
昨年12月2日のTDCホール大会で対戦している両者。その時はKING MASAが判定勝ちを収めている。キャリア唯一の敗北を喫している相手に、丹羽がリベンジを果たすか。あるいはMASAの返り討ちか?
1R、丹羽はじっくり構えながらジャブ、ストレート、さらに右ミドルや前蹴りをヒット。対するMASAも細かくフェイントを入れながら、強烈なパンチを当てていく。
2R、丹羽が三日月蹴りと強いローで攻め込むが、MASAもパンチで対抗。すると丹羽はロングのパンチを顔面、ボディへとぶち込み、さらに細かいパンチから蹴りに繋げる。
MASAは二段蹴りのフェイントに反応し、距離を詰められてしまうが、今年10月にM-FIGHTでサクレーンペットを秒殺したパンチは一発一発が重く、印象的にはペースを相手に譲らない。
3R、前ラウンドに続き丹羽が足技で相手を翻弄し始める。パンチの打ち合いでも優位に立ち、ここでも二段蹴りなど足技のフェイントからパンチを当てていく。
MASAも時おりフックを当てるが、丹羽が三日月蹴りを連発。さらにフックと蹴りの連打で相手を追い込み、試合終了のゴングを聞いた。
判定はジャッジが3者とも1ポイント差で丹羽を支持。ランキングでひとつ上のMASAを下したことにより、王者イ・ソンヒョンを中心に混迷を極めるRISEライト級戦線で上位に食い込めるか。
▼セミファイナル(第5試合) フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○永山敬之(士道館札幌道場/フェザー級8位)
延長R 判定3-0 ※10-9、10-9、10-9
●石井新一(TARGET/フェザー級9位)
※本戦は30-29、29-29、30-30
北海道在住ファイターとしてRISEで戦ってきた永山が、フェザー級に転向した石井と対戦。永山は現在RISE2連敗中でランキングを落としており、ここが踏ん張りどころとなった。
1R、リズムを取りながらステップワークを使う永山と、どっしり構えパンチを中心に攻め込む石井。永山は回りながら左ハイ、左ミドル、左フックと、左からの攻撃を当てていく。しかし石井も相手の動きを受け止め、距離を詰めながらパンチを打ち込む。
2R、永山が左ジャブと左フックを中心にリズムを刻んでいく。ただ、石井のプレッシャーに対し回りながらも下がってしまう場面が多く、RISEルールの判定にどう影響を及ぼすか。
3Rに入ると、両者は猛然と打ち合いに突入。石井がペースを取り戻そうと距離を詰め、乱戦に持ち込もうとする。対する永山陣営は「お前の得意な展開だぞ!」と打ち合いに応じるよう指示を飛ばし、永山も左右のフックを相手の顔面に叩き込んでいく。
本戦が終了し、判定はジャッジ1人が1ポイント差で永山を支持したものの、2人はドロー。やはり永山の下がるステップが判定に響いたか。
勝負は延長戦へ。ここで永山は本戦と同じく回りながら、時に止まって要所要所で左フックを当てて相手の顔を跳ね上げる。続いて左フックをボディにも突き刺し、前に出ながら左ミドルを当て、終盤には左のヒザで石井の動きを止めた。
延長戦はジャッジ3者とも10-9をつけ、永山がランキング戦を制した。
▼第4試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R
○耀織(よしき/y’s glow)
不戦勝
●飯塚祐己(KFG URAWA)
※飯塚が計量失敗、体調不良でドクターストップ
▼第3試合 バンタム級(-55kg)3分3R
△鈴木雄大(STURGIS新宿ジム)
ドロー 判定1-0 ※30-29、29-29、29-29
△山川賢誠(士道館 札幌道場)
▼第2試合 ライト級(-63kg)3分3R
△川中清史(FANG GYM)
ドロー 判定1-1 ※29-28、28-29、28-28
△マイティ・明杜(あきと/翔拳道)
▼第1試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
○譲治(じょうじ/湘南格闘クラブ/2013年KAMINARIMON全日本大会60kg級準優勝)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-27
●桑逸人(くわ・はやと/U-FILE CAMP調布)
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