【イノベーション】新旧頂上対決は加藤が壮絶KO勝ち、江幡へ宣戦布告
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JAPAN KICKBOXING INNOVATION(JKI)
「Innovation champion carnival ~イノベーション チャンピオン カーニバル~」
2013年12月23日(月)東京・新宿FACE
▼メインイベント2(第10試合) WBCムエタイ・インターナショナル・フライ級暫定王座決定戦 3分5R
○加藤竜二(橋本道場)
KO 2R17秒 ※後ろ廻し蹴り
●TOMONORI(OGUNI GYM)
※加藤が暫定王座に就く。
軽量級の新旧実力者対決が実現した。TOMONORIは卓越したテクニックと重い左フックを武器に、現在まで6本ものベルトを獲得してきた。ムエタイ現役ランカーをKOし、“日本の至宝”とまで呼ばれたベテラン選手。対する加藤は空手仕込みの多彩な蹴り技で、現在まで4本ものベルトを獲得。6月と9月には1RでKO勝ちを飾り、ノリにノっている。
1R、加藤は左ミドルを連打し、TOMONORIは右インローで軸足を狙う。加藤の左ミドルにTOMONORIが右ミドル、加藤は左ミドルから高速の後ろ廻し蹴りを放ち、これでTOMONORIをダウンさせる。
何とか立ち上がるもTOMONORIはフラフラ。加藤はもう一度、後ろ廻し蹴りでTOMONORIを転倒させ、立ち上がったところを左右フックのラッシュで2度目のダウンを奪った。
2R、加藤は左ミドル、三日月蹴りでTOMONORIを後退させ、ガードを下げさせてまたも後ろ廻し蹴り。
これが強烈に決まり、TOMONORIは大の字に。レフェリーが即、加藤のKO勝ちを宣告した。
加藤は「もう日本人はいいので2月にイギリスで(WBCムエタイの)試合を組んでください。
あと一人だけ日本人でやりたいヤツがいます。江幡です。『NO KICK,NO LIFE』(2014年2月11日に大田区総合体育館で開催されるキックボクシング大会)で江幡との試合を組んでください」と、新日本キックボクシング協会の江幡睦へ宣戦布告した。
▼第11試合 INNOVATIONスペシャルマッチ特別試合 3分5R
○町田 光(橋本道場/REBELS60kg級王者、元MA日本スーパーフェザー級王者、WPMF日本スーパーフェザー級王者)
TKO 4R1分23秒 ※レフェリーストップ
●竜誠(ダイケンジム/日本スーパーフェザー級2位)
町田は居合い抜きの動作を取り入れた“居合いパンチ”を始めとする必殺技で、他団体のリングでも人気急上昇中。その町田に9戦無敗5KOのホープ竜誠が挑む。
1R、竜誠は組んでのヒザ蹴りと右ロー、パンチでも積極的に打ち合う。
町田は前に出て左右フック、ボディへの二連発から顔面へパンチを集める。町田が居合いパンチの構えを見せると場内が沸く。
2R、竜誠が左ボディブローからの右フック、さらに後ろ蹴り。ヒジで飛び込むなど積極的な攻めの姿勢を見せる。
町田はボディを攻めながら顔面にもパンチを見舞い、竜誠を下がらせるが竜誠も必死に打ち返す。町田はヒジを連発。
3R、町田の右フックに竜誠も右フックを打ち返す。町田に攻め込まれながらも反撃する強気なところを見せる竜誠。
町田の右ストレートで大きく仰け反りながらもダウンせず立ち続ける。
4R、町田の猛攻にフラフラになりながらも立ち続ける竜誠だが、ヒジを連打されてついにスタンディングダウンを奪われる。続けて町田がアッパーで2度目のダウンを追加。最後はパンチとヒジでラッシュをかけ、レフェリーがストップ。
ストップを不服とする竜誠及びセコンドがレフェリーに食って掛かり、レフェリーも言い返して口論になるという後味の悪い結末となった。
町田はマイクを持つと、「1Rから殺すつもりで行ったんですが、強かったです。僕は来年、Krushのチャンピオンの板橋寛を倒したいと思います。でも今のままでは勝てないので、もっともっと努力します」と、Krush -60kg王者・板橋と戦うことを2014年の目標として掲げた。
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