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【K-1】ブアカーオが延長戦、流血の末の勝利で準決勝へ

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2013/12/28(土)UP

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K-1 GLOBAL
「K-1 WORLD MAX 2013 Quarter Final」
2013年12月28日(土・現地時間)中国・佛山

▼K-1 WORLD MAX Final 8 3分3R延長1R
○ブアカーオ・バンチャメーク (タイ)
延長1R 判定
●周 志鵬(中国)
※ブアカーオが準決勝へ進出。

 9月のスペイン大会で16名によってスタートした70kg級世界トーナメントが準々決勝を迎えた。今大会では準々決勝4試合のうち2試合が行われ、もう2試合は2014年1月11日のスペイン大会で行われる。

 当初は今大会でシェーン・キャンベルと対戦するはずだったアンディ・サワー(オランダ)が負傷のため欠場。代わってリザーバーのクリストファー・メナ (コロンビア)が出場するという波乱が起こった。最強のライバルが姿を消したことにより、優勝の可能性が上がったブアカーオだが、地元・中国の周に思わぬ苦戦を強いられた。

 1R、周のパンチに対してブアカーオは左ミドル。中盤過ぎに周は飛びヒザ蹴りからパンチのラッシュを仕掛けるが、ブアカーオは落ち着いて左右ローを返す。前蹴りで周を転倒させる場面も。

 2R、左ミドルと前蹴り、ジャブで前に出るブアカーオ。周は荒々しく左右フックを振り回し、ブアカーオは右アッパーとヒザ蹴りで応戦する。周を蹴りで突き放し、パンチでも圧倒。

 3R、押すようなパンチで突っ込んでくる周にブアカーオはヒザ蹴りを見舞う。周のクリンチに動きを封じられるブアカーオだが、組まれるとヒザ蹴り、離れて左ミドル。後半は周が左右フックで前に出る。

 本戦の判定はドローとなり、延長戦へ突入。ここで周のバッティングによってブアカーオは左目上から流血。ドクターチェックを受ける。左右フックで前に出る周をブアカーオは左ミドルで跳ね返し、右フック2連発。周も右フックを打ち返す。終盤はクリンチに来た周をブアカーオが投げる荒っぽい場面もあり、ブアカーオが判定で勝利した。


▼K-1 WORLD MAX Final 8 3分3R延長1R
○シェーン・キャンベル(カナダ)
TKO 2R
●クリストファー・メナ (コロンビア)
※キャンベルが準決勝へ進出。

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