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【UFC】前王者ベンソン・ヘンダーソン、再起戦は僅差の勝利

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2014/01/25(土)UP

ZUFFA
「UFC FOX10」
2014年1月25日(土・現地時間)アメリカ・イリノイ州シカゴ ユナイテッド・センター

▼メインイベント ライト級 5分5R
○ベンソン・ヘンダーソン(アメリカ/前UFC世界ライト級王者/ライト級1位)
判定2-1 ※48-47、47-48、49-46
●ジョシュ・トムソン(アメリカ/元ストライクフォースライト級王者、ライト級4位)

 ベンソンは昨年8月のUFC164でアンソニー・ペティスに一本負けし、王座陥落。今回は敗戦からの再起戦となった。対するトムソンは元ストライクフォースライト級王者。 2010年大みそかのDynamite!!で川尻達也と対戦経験がある(判定負け)。UFCには2003年~2004年にかけて参戦し、今回はUFC復帰2戦目。

 1R、サウスポーのベンソンが強烈な左ミドルを出すと、 トムソンはニヤリ。すぐに組み付いたトムソンはベンソンをバックドロップ気味に投げてバックを奪う。トムソンはスリーパーを狙うが、ベンソンはトムソンをオンブする形のまま立ち上がって差し合いの展開へ。ベンソンは立った状態のまま肩固めで仕留めにかかる。

 2R、ベンソンが飛び込みながら左ボディフック、ヒザ蹴り。ベンソンが組み付いてテイクダウンを狙うが、逆にトムソンがサイドについてベンソンにチョーク。すぐにベンソンが立ち上がり、再びスタンドへ。ベンソンが大振りのパンチを見せると、負けじとトムソンも打撃で応戦する。

 3R、ベンソンが一気に仕掛けジャブを突きながら組み付いてバックを奪う。離れたトムソンだが、ベンソンはすぐに組み付く。主導権を握らせまいと距離を取るトムソン。 お互いにテイクダウンを狙う展開となった。

 4R、ベンソンが左ミドル、右ローと蹴りで揺さぶる。トムソンは一瞬の隙を突いてテイクダウン。下のベンソンは三角絞めを狙うが、ベンソンがこれを防いでポジションを固めようと回転。ベンソンはすぐに立ち上がると、トムソンがバックに飛び乗る。ベンソンはトムソンをオンブした状態で髪の毛を気にする素振りで余裕をアピール。トムソンも腕を上げて客を煽りながらスリーパーを狙うがここで4R終了。

 5R、トムソンがこれまでの流れと一変し手数を増やす。 ベンソンの蹴り足をキャッチしたトムソンが金網まで押し込むがテイクダウンできない。お互いに離れると、打撃を交換するものの決め手にかけたまま終了。2-1と僅差の判定でベンソンが勝利した。


▼セミファイナル ヘビー級 5分3R
○スティーペ・ミオシッチ(アメリカ/ヘビー級8位)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ガブリエル・“ナパオン”・ゴンザーガ(ブラジル/ヘビー級12位)

 1R、ミオシッチが左ジャブを突きながらプレッシャーをかける。ゴンザーガは両腕ブロックでディフェンスしつつ右ローを返す。パンチを出しながらゴンザーガはテイクダウンを狙うが、ミオシッチはグラウンドの展開を許さない。
 
 2R、再びゴンザーガがタックルも、ミオシッチがこれを切ってスタンドに戻る。ミオシッチは左ジャブ連打から右ストレート、さらにヒジ。ゴンザーガはタックル狙いに固執してしまい、ミオシッチのパンチを一方的に受けてしまう。

 3R、ミオシッチが左ジャブ、右ストレート。ゴンザーガが右ロー、スーパーマンパンチと反撃したところ、ミオシッチが片足タックルでテイクダウン。そのまま押さえ込み、パウンド連打で追い込んだが、ゴンザーガは立ち上がる。 ここで試合終了。ミオシッチがほぼ一方的な展開で判定勝ちした。


▼ライト級 5分3R
○ドナルド・セローニ(アメリカ/ライト級8位)
KO 1R4分40秒 ※右ハイキック
●アドリアーノ・マルティンス(ブラジル)

 1R、マルティンスが伸びのある左ストレート。セローニは前蹴りで距離を取りながら単発で攻撃を出す。お互いに緊張感のある攻防を見せる中、セローニがタックルを仕掛けテイクダウン。そのままマウントポジションを奪ったセローニだが、マルティンスがすぐに立ち上がる。スタンドに戻ると、セローニの右ハイがクリーンヒット! マルティンスがバッタリと倒れ、セローニがKO勝ちした。

※次回は2月2日(日)午後0:00~WOWOWプライムにて「UFC 169」バンタム級&フェザー級ダブルタイトルマッチを放送

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