【ボクシング】村田が海外デビュー戦で圧勝、3連続KO勝ちに

　ロンドン五輪ボクシング・ミドル級金メダリストの村田諒太（三迫）が2月22日（土・現地時間）中国・マカオでプロ3戦目を行った。対戦相手のカルロス・ナシメント（ブラジル）は31戦29勝（23KO）3敗の戦績を持ち、世界タイトル挑戦経験を持つベテランファイター。

　1R序盤、左右ボディフックの連打を見せるナシメントに対し、村田は右ストレートをクリーンヒット。プレッシャーをかけてナシメントを退がらせると終盤にも右アッパーを決める。手数を増やす村田が徐々に主導権を握ると3Rには右アッパーでぐらつかせてダウンを奪う。4R、村田が連打で退がらせるとナシメントは防戦一方となり、レフェリーが即座にストップ。海外デビュー戦をKO勝ちで飾った村田はこれで3連続3KO勝ちとなった。

　試合後、村田は「狙っていたこと（KO）が出来たので良かった。海外で落ち着いてやれたことが自信になりました」と語った。

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