【修斗】GUTSMAN最終興行でルーキーたちが熱戦
2月22日(土)東京・新宿FACEにて、プロフェッショナル修斗公式戦『SHOOTING DISCO FINAL』が開催された。
後楽園ホール、北沢タウンホールを経て、2007年6月2日より新宿FACEで新たに『SHOOTING DISCO』の名で新シリーズをスタートさせたGUTSMAN興行。まだ名の知られていないファイターも続々と名勝負を生み出してしまうマッチメイク、会場に流れる往年のディスコブーム期の名曲、その全てが桜田直樹GUTSMAN会長らしさであったともいえる。そんな『SHOOTING DISCO』もタイトルにあるとおり、今大会をもってひとまずその歴史に幕を下ろすこととなった。
計11試合、全て2回戦。ランカークラスの出場はない。しかしGUTSMAN興行らしく、ルーキーたちの熱戦が目立つ興行に。
中でも3試合組まれた新人王トーナメント1回戦は、一人をのぞき今回がデビュー戦であったにも関わらず、到底ルーキーとは思えないファイトを展開している。バンタム級で勝ち上がった内藤頌貴(パラエストラ松戸)と藤田“ケオン”寿大(AACC)は打撃と組技、得意とするスタイルこそ違えど、2Rフルに動き続ける好ファイトを展開。両者が激突する2回戦が楽しみだ。一方、極真空手出身で、鮮やかな打撃から膝十字固めを極めてみせた内藤太尊(roots)の存在も見逃せない。
メインイベントに出場した誠(SHOOTO GYM K’z FACTORY)も、鋭いローとミドル、さらにポジショニングとサブミッションへのトライなど、果敢に攻めこみ判定勝利。今後の飛躍が期待される。
大会終了後、ラスト興行とはいえ桜田会長がリングで挨拶することもなく、代わりにエンディング曲として流れたのは、今年1月3日に亡くなった、やしきたかじんさんのヒット曲『東京』。
熱いファイトと往年の名曲ーーGUTSMAN興行は最後まで、桜田会長らしさに溢れていた。
ガッツマンプロモーション
「SHOOTING DISCO FINAL」
2014年2月22日(土)東京・新宿FACE
<全試合結果>
▼メインイベント(第11試合) フェザー級 5分2R
○誠(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
判定3-0 ※20-17、20-17、20-17
●木暮 聡(リバーサルジム東京スタンドアウト)
▼セミファイナル(第10試合) バンタム級 5分2R
△塙 真一(パラエストラ小岩)
ドロー0-0 ※19-19、19-19、19-19
△六本木 洋(総合格闘技道場STF)
▼第9試合 バンタム級 5分2R
○井島裕彰(GUTSMAN)
判定2-0 ※20-19、20-19、19-19
●斉藤健史(SHOOTO GYM K’z FACTORY)
▼第8試合 フェザー級 5分2R
○岡田 遼(パラエストラ千葉)
判定3-0 ※20-18、20-18、20-18
●佐藤ヒデキ(リバーサルジム横浜グランドスラム)
▼第7試合 ライト級 5分2R
○清水悠生(パラエストラ葛西)
判定3-0※20-19、20-18、20-19
●高橋孝徳(和術慧舟會AKZA)
▼第6試合 -61.0kg契約 5分2R
○北村 潔(X-ONE GYM湘南)
判定2-0
●鷹島大樹(GUTSMAN)
▼第5試合 2014年度新人戦トーナメント1回戦 ライト級(-65.0kg) 5分2R
○内藤太尊(roots)
一本 1R3分47秒 ※膝十字固め
●平川智也(久我山ラスカルジム)
▼第4試合 2014年度新人戦トーナメント1回戦 バンタム級(-56.0kg) 5分2R
△藤田“ケオン”寿大(AACC)
ドロー0-0 ※優勢ポイント2-1で藤田がトーナメント2回戦進出
△ヤックル真吾(T-REX JIU-JITSU ACADEMY)
▼第3試合 2014年度新人戦トーナメント1回戦 バンタム級(-56.0kg) 5分2R
○内藤頌貴(パラエストラ松戸)
KO 1R3分42秒
●鈴木正克(ブライブハート)
▼第2試合 ウェルター級 5分2R
○鈴木淑徳(パラエストラ松戸)
KO 2R2分14秒
●小林孝秀(UNDER GROUND)
▼第1試合 フライ級 5分2R
○太田 トモアキ(パラエストラ小岩)
判定3-0
●牧ケ谷 篤(和術慧舟會群馬支部)
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