2014/02/23（日）UP
（最終更新：2014/03/10 16:32）

J-NETWORK
「J-FIGHT＆J-GIRLS 2014 1st」
2014年2月23日（日）東京・新宿FACE

▼メインイベント（第9試合）　J-NETWORKスーパーフライ級次期王者挑戦者決定戦　サバイバルマッチ1
○優希（Desperado/元J-NETWORKスーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級1位、WPMF日本スーパーフライ級7位）
判定3－0　※三者とも30－27
●よーじろー（WSRフェアテックス/J-NETWORKバンタム級1位、WPMF日本スーパーフライ級5位）
※優希がタイトル挑戦権を獲得

　優希は昨年5月、自身2度目の防衛戦にて当時の挑戦者・若山龍嗣にKO負けを喫し、王座を奪われた。対するよーじろーは昨年5月のJ-FIGHTにて一階級上のバンタム級にてタイトルマッチを行い、王者・木村健太郎に善戦するもドローに終わり、ベルト奪取には至らなかった。現王者・若山への挑戦権を獲得するのは果たして!?

　1R、よーじろーはパンチからの左テンカオ、優希は右ローからのパンチ、組んでのヒザで優勢に試合を進める。

　2R、優希はワンツーからの右アッパー、首相撲でこかす。よーじろーはパンチを返しバックスピンなど大技で対抗。

　3R、勝機を見出そうとするよーじろーはジャブからのロー、パンチで前に出るも、優希が入り際に強烈な右アッパーを合わせよーじろーがダウン！　再開後、パンチで一気にたたみかける優希に対し、よーじろーはフラフラになりながらもパンチを返すが至らず、優希がフルマークの判定勝利をおさめた。

　試合後「昨年は3連敗し、今までで一番悔しい思いをしました。今回負けたら辞めようと思っていたけど、キックボクシングが好きなのでもう少しだけ頑張ります」涙で心境を語った優希は王者・若山にリベンジを誓った。

▼セミファイナル（第8試合）　60kg契約　3分3R　※ヒジあり
○羽田大輔（K＆Kボクシングクラブ/J-NETWORKスーパーフェザー級9位）
TKO　3R1分10秒
●笠原淳矢（フォルティス渋谷/元J-NETWORKスーパーフェザー級1位）　

　2011年12月に引退した元J-NETWORKスーパーフェザー級1位・笠原が復帰戦。一方、羽田は昨年8月のJ-KICKにて約2年半ぶりに黒星を喫し、そこから2連敗中。

　1R、笠原はプレッシャーをかけながら左ミドル、組んでのヒザ、羽田は右ローと前蹴り、そして笠原のヒジの打ち終わりに右ひじを合わせカットに成功、ドクターチェックが入る。

　2R、笠原は前に出ながら左ミドル、組んでのヒザ、羽田は右ロー、右ボディーからの左フック。笠原の出血が止まらず、二度目のドクターチェックが入る。あとのない笠原は前に出るも羽田は冷静にジャブと前蹴りで応戦。笠原の出血がひどくなり3Rにレフェリーストップとなった。

▼第7試合　J-GIRLSミニフライ級次期王者挑戦者決定トーナメント準決勝　サバイバルマッチ1
○美保（KFG URAWA/J-GIRLSミニフライ級1位）
判定3－0　※三者とも30－28
●三堀“SMILE”美弥子（Y’ZD GYM/J-GIRLSミニフライ級3位）
※美保がトーナメント決勝戦進出

　ジャブと前蹴り、右ミドルで距離をとる美保に対し、中に入って左右のパンチを当てる三堀。接近戦で勝機を見出したかった三堀だったが、ジャブを的確に当て距離をコントロールした美保が三者30-28の判定勝利で決勝に駒を進めた。

▼第6試合　J-GIRLSピン級初代王座決定トーナメント一回戦　サバイバルマッチ1
○443（よしみ/フォルティス渋谷/J-GIRLSアトム級1位）
判定3－0　※29－28、30－28、30－29
●百花（TB.NATION/JEWELS KICK 47kg級王者）
※443がトーナメント準決勝進出

　1月のJ-GIRLSより開催されたJ-GIRLSピン級初代王座決定トーナメント一回戦の残り2試合がこの日行われ、昨年J-GIRLSアトム級タイトルマッチを行った443とトーナメント参戦選手で唯一のベルト保持者である百花の一戦は、足を使って動く百花に対し、どっしりと構えてローを当てる443。中盤は果敢に前に出る百花だったが、443はカウンターのパンチをヒットさせるなど的確に攻撃を当て、フルマークの判定勝ちをおさめた。

　1月大会と同様、大会後には準決勝組み合わせ抽選会を行い、443が1月大会で勝利したキラッ☆Chihiro（魁塾/J-GIRLSアトム級3位、2013年J-GIRLSアトム級ニューヒロイントーナメント優勝）と対戦する。

▼第5試合　J-GIRLSピン級初代王座決定トーナメント一回戦　サバイバルマッチ1
○松下えみ（T-KIX GYM/J-GIRLSアトム級5位）
延長判定2－1　※9－10、10－9、10－9
●吉野楓香（闘神塾）
※本戦は判定1－0（29－29、29－29、30－29）
※松下がトーナメント準決勝進出

　戦う美人社長・松下とJ-GIRLS初参戦の17才・吉野の一戦は、序盤からお互い一歩も引かない壮絶な打ち合いを展開。中盤、松下が手数の落ちた吉野をパンチで攻め立てるも決定打はなく延長戦へ。両者力を出し尽くして打ち合いを見せ、手数で勝った松下が接戦を制した。試合後に組み合わせ抽選会を行い、トーナメント準決勝で松下はMARI（NJKF・ナックルズGYM）と対戦することが決定した。