【UFC】川尻が大奮闘も初黒星、ノゲイラ衝撃KO負け
Zuffa
「UFC FIGHT NIGHT -NOGUEIRAvs.NELSON-」
2014年4月11日(金・現地時間)UAE・アブダビ
<主な試合の結果>
▼フェザー級 5分3R
○クレイ・グイダ(アメリカ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●川尻達也(T-BLOOD)
1月の『UFC FIGHT NIGHT 34』でショーン・ソリアーノに2R一本勝ちし、UFC2戦目となる川尻は元ストライクフォース世界ライト級王者グイダと対戦。グイダはフルラウンド動き続ける抜群のスタミナを誇り、これまでに五味隆典、日沖発から勝利している
1R、川尻はジャブから内股へのローキック、さらにバックブローを繰り出して場内を沸かせるが、グイダの左フックをもらってダウン。すかさずバックを奪いにいくグイダに“グイダコール”が沸き起こる。川尻はアームロックに切り替えして腕十字を仕掛けるが、グイダは持ち上げてマットに叩きつけ、脱出に成功する。
再びバックをとるグイダに川尻もアームロックの体勢を取り続ける。グイダは川尻を持ち上げてマットに叩きつけるが、川尻はアームロックを離さない。川尻がアームロックを極めにいくと必死に耐えるグイダ。川尻は腕を離すとヒザ蹴り、そしてタックルで見事なテイクダウンを奪った。スリリングな攻防に場内は沸き続ける。
2R、ジャブと蹴りを使いながらタックルを狙う川尻。グイダのタックルにはヒジ打ちとアームロックで応戦する。グイダはパワフルに川尻を持ち上げてマットに叩きつけ、川尻はアームロックに切り返す。それでもグイダは川尻を離さずバックを奪う。
金網に押し込んでくるグイダを川尻が持ち上げ、パイルドライバーのようにマットに叩きつけるが、グイダは川尻から離れず再びバックを奪う。このラウンド終了時にも大きな拍手が沸き起こった。
3R、パンチと蹴り、さらにタックルを繰り出す両者。川尻のタックルにグイダはヒジ打ちで応戦。離れるとパンチと蹴りの応酬、川尻のフックにグイダがタックルを合わせる。やはりアームロックを仕掛ける川尻。グイダが川尻を持ち上げると、川尻はフロントチョークに捕らえる。
グイダは川尻をマットに叩きつけ、首を抜いて脱出。上を奪うが川尻は足関節を狙いにいく。それをかわすグイダ。動きがほとんど止まらない攻防が続き、5分3Rはあっという間に過ぎた。
判定は3-0でグイダ。終始攻め続けていいポジションを取り、川尻を後手に回らせたことが勝利につながった。川尻はUFC2戦目で初黒星となった。
▼メインイベント ヘビー級 5分5R
○ロイ・ネルソン(アメリカ)
KO 1R3分37秒 ※右フック
●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)
元PRIDEヘビー級王者、元UFC世界ヘビー級暫定王者のノゲイラ。37歳となった今でも現役を続けるが、最近は勝ったり負けたりを繰り返している。対するはグレイシー柔術黒帯ながらパンチを得意とするネルソン。こちらも37歳だ。
1R、お互いに左ジャブを突きながら右ストレートを狙う。ネルソンの右アッパーをもらって組み付こうとしたノゲイラに、ネルソンは右フック。ノゲイラはダウン気味に倒れる。ノゲイラは寝技にひきずりこもうとするが、ネルソンはこれにつきあわず離れた。
立ち上がったノゲイラは再びジャブでプレッシャーをかけていくが、ネルソンの右フックがクリーンヒットしてノゲイラがまたもダウン。何とか立ち上がるも足がもつれ、まともに立つことも出来ない。
ノゲイラが軽くジャブを放つと、ネルソンは思い切り踏み込んでの右フック。この一発をまともにもらったノゲイラは、身体を硬直させてバッタリと倒れ、ネルソンのKO勝ちが決まった。
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