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【修斗】飛猿☆No.2が接戦を制して再起戦で勝利

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2014/04/20(日)UP

▲菅原をフロントチョークに捕らえる飛猿

サステイン
「プロフェッショナル修斗公式戦 SHOOTO GIG TOKYO Vol.16」
2014年4月20日(日)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第8試合) バンタム級 5分3R
○飛猿☆No.2(リバーサルジム川口REDIPS/世界バンタム級4位)
判定2-0 ※29-28、30-28、29-29
●菅原雅顕(四街道スポーツスタジオ)

  昨年、世界王座決定戦で神酒龍一と2度に渡る激闘を演じている飛猿。タイトル再挑戦に向けて2014年の初戦に挑む。対戦相手の菅原は修斗バンタム級のトップファイターで、これまでマモルやBJといった世界王者たちと拳を交えている。

 1R、飛猿が打撃とタックルのフェイントを入れて、菅原がバランスを崩すとフロントチョークに捕らえる。じわじわと絞め続ける飛猿だが、菅原も頭を抜いて立ち上がる。試合がスタンドに戻ると菅原がじりじりとプレッシャーをかけながら右ストレート。飛猿も右アッパーやバックブローを狙う。

 2R、飛猿が菅原の蹴りにタックルを合わせてテイクダウン。フロントチョークを狙うが菅原が立ち上がる。菅原は左ハイキックと右ストレート、再び飛猿がタックルでテイクダウンして細かくパンチを落とす。ブレイク後、飛猿がすぐさまタックルで菅原を寝かせる。  

 3R、ここも飛猿が細かいフェイントから右フック。タックルに入り、離れ際にパンチを狙う。

 菅原はじりじりと前に出て左右のフックを打ち込む。下がる飛猿もタックルでテイクダウンを奪うと、しっかりと菅原を寝かせつつ、フロントチョークへ。菅原が何とか立ち上がり逆転の打撃を狙うが、飛猿はタックルで組みつく。このまま試合終了となり、飛猿が菅原との接戦を制した。

 試合後、「僕の方がランキングは上ですが、菅原選手はベテランでタフで気持ちが強くていい選手だと思いました」と語った飛猿。「神酒選手に負けて強くなりたいと思って死ぬ気で練習してきて、僕を本気にさせてくれた神酒選手にありがとうと言いたいです。連敗は絶対にしたくなかったし、本当に勝てて良かったと思います」と再起戦で勝利した心境を明かす。

 今後については「今日の試合内容では大きいことは言えない」と反省しつつ「神酒選手はVTJのトーナメントに出ているので、その間はランキングは動かないと思う。だから僕もVTJに参戦して、強い選手と戦って修斗の強さを見せたい」とVTJ参戦をアピールした。


▼セミファイナル(第7試合) フェザー級 5分3R
○石橋圭太(Duroジム)
テクニカル一本 1R4分57秒 ※腕ひしぎ十字固め
●佐久間健太(パラエストラ柏)

 佐久間は2012年の新人王で、ここまで公式戦8戦5勝1敗2分と安定した戦績を残している。一方の石橋は公式戦の戦績こそ4勝4敗とイーブンだが、現在はスリーパーホールドで3連続一本勝ちを収めている。

 1R、先にテイクダウンを奪われた石橋は、下から三角絞めやオモプラッタを狙いながら佐久間の顔面にパンチを入れる。さらに立ち上がると飛びつき腕十字も狙い、佐久間の脇をくぐるようにしてバックへ。スリーパーを狙いつつ、腕十字に切り替えて、一気に佐久間の左腕を絞り上げる。佐久間もギブアップはしなかったが、レフェリーが試合をストップ。スリーパーではなかったものの、石橋が4連続一本勝ちを収めた。

 試合後、石橋は「一本取れて良かったけど、どうせならスリーパーが良かったかな」と笑顔。「強豪の佐久間選手に勝ったんでもっと上を目指します。デビューしてから結構勝てなかったんですけど、去年から4連勝です。デビューした時からは信じられないけど、みんなのおかげでここまで来れました。次も一本取っちゃいます!」とファンにメッセージを送った。


▼第6試合 ウェルター級 5分3R
○川名雄生(SHINWA MMA ACADEMY/2013年ウェルター級新人王)
TKO 2R1分9秒 ※レフェリーストップ
●西岡攻児(MASTER JAPAN/環太平洋ウェルター級9位)

 第5試合と同じく昨年の新人王が上位ランカーと対戦する図式の一戦。新人王・川名が環太平洋ランカーの西岡に挑んだ。

 1R、サウスポーの西岡に対して、川名が右ストレートから組みつく。西岡もコーナー際の攻防で川名の身体を持ち上げてテイクダウンを狙うが、川名はすぐに立ち上がる。すぐさま右ストレート・右フックで前に出る川名。再び組みの攻防になると、ロープ・コーナー際で互いにテイクダウンを狙う攻防が続く。

 2R、ここも川名が右のパンチを強振。西岡が組みついてテイクダウンの攻防になるが、どちらも倒れない。ここで左目が腫れた西岡にドクターチェック。長時間のチェック後、レフェリーが試合続行不可能と判断し、TKOながら西岡が上位ランカー撃破を成し遂げた。試合後、川名は「SHINWA MMA ACADEMYにはZSTチャンピオン(山田哲也)もいるし、70kgでは強いと思います!」と所属ジムをアピールした。


▼第5試合 ライト級 5分3R
○中村好史(マッハ道場/世界ライト級7位)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
●渡辺紘司(緒方道場/2013年ライト級新人王)

 昨年の新人王・渡辺が世界ランカーの中村に挑む一戦。1R、リーチで上回る渡辺がジャブをついてヒザ蹴り。中村は右ローを蹴り返してタックルへ。渡辺をコーナーに押し込むと、立ち上がろうとする渡辺のボディにヒザ蹴りを入れる。

 2R、ここも渡辺がジャブから右ストレートと右ハイキックで攻め込む。しかし中村は頭を振ってパンチ&ローで前進。何度もタックルに入って渡辺をテイクダウンし、1Rと同じようにボディにヒザ蹴りを突き刺す。

 3R開始直後、中村のタックルで渡辺の身体が場外まで出てしまい、一時試合が中断。再開後、ジャブを突く渡辺に対して、何度もタックルに入る中村。コーナー際でテイクダウンを奪うと細かいパンチを入れる。終了間際、立ち上がった渡辺がテイクダウンを奪い返し、パンチを落とそうとしたところで試合終了。中村が世界ランカーの意地を見せた。


▼第4試合 バンタム級 5分3R
△塙 真一(パラエストラ小岩)
判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△萩原幸太郎(パラエストラ八王子)

 1R、細かくフェイントを入れて右フックで飛び込む萩原。塙はそこに左フックを狙い、右ストレートや右アッパーを当てる。

 2R、塙はボディにもパンチを散らして細かいコンビネーション。萩原は左ミドルを蹴って組み付く。終盤のテイクダウンの攻防では萩原か二度テイクダウンする。

 3R、すぐにテイクダウンを奪った萩原がバックへ。しっかりポジションをキープしてパンチを入れる。

 最後は萩原が上のポジションをとったまま試合終了。判定はドローに終わった。


▼第3試合 2014年度新人王決定トーナメント フェザー級一回戦 5分2R
○藤中淳司(シューティングジム大阪)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
●狸瑪猿シュン(りばざる・しゅん/リバーサルジム東京スタンドアウト)

 1R、裡瑪猿がジャブで距離をとって右ストレートを狙う。藤中は蹴りを見せながら組み付きテイクダウンを奪う。2R、藤中が打撃の間合いを外しながらタックルで組み付き、ここでもテイクダウンを奪う。テイクダウンの攻防で勝った藤中が勝利した。


▼第2試合 ライト級 5分2R
△スーパー均くん(K.O.SHOOTO GYM)※小笠原均から改名
判定1-1 ※19-20、20-18、19-19
△高橋孝徳(和術慧舟會AKZA)

 1R、高橋が左右のミドルと首相撲。均くんは右フックをかぶせて前進し、左フックで飛び込む。2Rも高橋が蹴りと首相撲、均くんがパンチ主体で攻め、互いにテイクダウンも一度ずつ奪い合う。判定は三者三様のドローとなった。

▼第1試合 フライ級5分2R
○宍野ジョー(トイカツ道場)
判定3-0 ※20-19、20-18、20-18
●牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)

 1R、テイクダウンを奪った宍野がグラウンドで上のポジションをキープしてパンチで攻め込む。2Rも同様の展開が続き、宍野が勝利した。

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