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【イノベーション】宮元、NJKF王者・白井を撃破、次の標的は国崇

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2014/04/29(火)UP

eFightの試合動画
試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲2R、宮元啓介(左)が右ハイキックで白井からダウンを奪った



JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Dream Force -I」
2014年4月29日(火・祝)東京・新宿FACE

▼メインイベント(第9試合) 
 54.5kg契約 スーパーファイト 王者対決 3分5R
○宮元啓介(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者/WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※50-45、50-46、50-46
●白井周作(Bombo Freely/NJKFバンタム級王者)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 宮元は空手をベースにした後ろ蹴りや胴廻し回転蹴りを得意とする二冠王。対する白井は昨年10月にデビュー以来、9戦無敗のままNJKFの王座に就いた桜井洋平の秘蔵っ子。

 1R、宮元はミドル、ローと足技中心の攻めからパンチにつなぐ。白井は飛び込みながらパンチ、ミドルとトリッキーな動きで揺さぶりをかける。「1R目から変則的な動きをしてきたので焦りましたが、落ち着いてやれば大丈夫だと思った」という宮元はしっかりディフェンスし決定打を許さない。

 お互いに速い動きで攻撃を出し合う中、試合が動いたのは2R。ローを着実に入れていく宮元が「ローを入れるとガードが下がっていたので狙っていた」という右ハイがクリーンヒット! これで白井は痛恨のダウン。すぐに立ち上がる白井はダメージを感じさせることなく、距離を詰めては反撃に出る。

 3R、宮元はペースを落とすことなく、強い右ローを連発。白井が組んで首相撲で勝負に出るが、宮元も負けじとヒザを返す。ゴング終了間際には宮元が強烈な顔面前蹴りで突き離す。このラウンドまでの判定はジャッジ三者ともに宮元を支持する。

 4R、巻き返しを狙う白井は距離を詰めてミドル、パンチに加えヒジも交ぜていく。宮元は巧みなディフェンスで白井のパンチをかわしていくとミドル、ハイを返す。5Rも主導権を握る宮元が顔面前蹴り、胴廻し回転蹴り、バックスピンキック、そして白井のパンチにはヒジで迎え撃つ。「もっと打ってこい」とばかりに挑発を見せる宮元は最後に打ち合いにも応じ試合終了。

 フルマークの判定勝利で宮元が王者対決を制した。試合後、宮元は「今回所属する団体のメインを務めさせてもらってプレッシャーがありました。勝てて良かったです。これからもどんどん強い選手とやっていきたいです。国崇選手が持っているWBCムエタイ日本スーパーバンタム級タイトルに挑戦したい」とコメントした。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら 


 


▼セミファイナル(第8試合) INNOVATION初代バンタム級王座決定戦 3分5R延長1R 
○伊東拓馬(橋本道場/INNOVATIONバンタム級1位/WBCムエタイ日本バンタム級王者)
判定3-0 ※49-48、49-47、49-48
●知花デビット(ワイルドシーサー群馬/INNOVATIONバンタム級4位)
※伊東が初代王者に

 伊東は名門・橋本道場のエース格。空手仕込みの蹴り技を得意とし、ここ数戦では磨きのかかったヒジ打ちで対戦相手を流血に追い込む。一方、知花は注目の新鋭選手であり、昨年に行われたバンタム級初代王座決定トーナメントを勝ち上がり、今回の大一番につないだ。

 1Rから伊東が左右のローをこつこつと当ててはパンチにつないでいく。伊東が手数で上回る中、知花は単発ながらも強い攻撃を返し首相撲でも勝負をかけていく。上下に散らしながらテンポよく攻撃を出し続ける伊東が、3Rまでは優勢に試合を進める。

 しかし4R、徐々にペースを上げていく知花が打ち合いに呼び込み、ヒジで伊東の頭部をカットする。ドクターチェック後に再開すると、伊東もヒジで反撃。再び知花のヒジが炸裂し、伊東は2度目のドクターチェックを受ける。知花は傷めがけてパンチを当てていく。

 5R、出血も目立ってきたために伊東はこれまで以上に手数を増やしていき、右ロー連打。足が止まってしまった知花だが、パンチの連打を返していく。お互いに最後まで攻め続けフルラウンド終了。判定決着となり、勝利コールを受けた伊東は涙を見せながらベルトを巻いた。

 マイクを持つと「プロとして情けないのですが昨日の計量でどうしても体重が落ちなく、1時間半も橋本(敏彦)会長やジムの仲間にマッサージを付き合ってもらいました。ようやく体重を落とすことが出来て絶対に負けられない試合でした。みんなのおかげで獲れたベルトだと思います」と語った。


 

▲橋本悟(右)との接戦を制した黒田アキヒロ(左)

▼第7試合 スーパーファイト 62.0kg契約 3分5R 
○黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/J-NETWORKライト級2位、元J-NETWORKライト級王者)
判定2-0 ※49-48、49-49、49-48
●橋本 悟(橋本道場/INNOVATIONライト級王者)

 昨年12月に梶田義人を下し、王者に輝いた橋本は現在4連勝中。対する黒田は今回が50戦目となるベテランの元J-NET王者。

 1Rから黒田が左ミドルを主軸とした攻めを見せる。

 梶田は退がらずにパンチからローにつないだ攻撃。序盤は手数で上回る黒田が優勢だったために、3Rまでの判定はジャッジ三者とも、黒田を支持する。4R以降は、巻き返しを狙う橋本が右ローを何度もヒットさせ、黒田の動きが止まり始める。

 5Rには前に出続ける橋本がパンチのラッシュを仕掛け、黒田も応戦。橋本の左フックが黒田の顔面を捉える場面もあったがKOまでには至らない。後半は橋本が怒涛の反撃を見せるも、黒田が僅差で判定勝ちした。


 

▲勇児(右)からダウンを奪ったHIROYUKI(左)

▼第6試合 フライ級 交流戦 3分3R延長1R 
○HIROYUKI(藤本ジム/新日本キックフライ級1位)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●勇児(HOSOKAWAジム/INNOVATIONフライ級2位)

 3月の『REBELS』で連敗から脱出した元MA&WPMFフライ級王者・勇児が、新日本キックの日本フライ級トップランカーのHIROYUKIと対戦。

 インファイトに持ち込みたい勇児に対し、HIROYUKIが前蹴りで突き放す。組んでもすぐにこかされる勇児はなかなかペースを握らせてもらえない。

 1R終盤にHIROYUKIが飛びヒザでダウンを奪う。2RもHIROYUKIが勇児を何度もこかし優勢を印象づける。打ち合いでもヒジをヒットさせ、勇児は鼻血を出す。逆転を狙う勇児は連打を仕掛けると、HIROYUKIも応戦。何度も勇児をこかし、最後に胴廻し回転蹴りまで繰り出す。HIROYUKIがフルマークの判定勝ちを収めた。


 

▼第5試合 INNOVATIONスーパーフェザー級王座挑戦者決定トーナメント一回戦 3分3R延長1R
○阿修羅(PCK/INNOVATIONスーパーフェザー級3位) 
延長判定3-0 ※三者とも10-9 
●横田 健(習志野ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級8位)
※本戦は1-0(30-29、30-30、29-29)

▼第4試合 ライト級交流戦 3分3R延長1R  
○永澤サムエル聖光(新日本キック・ビクトリージム)
判定2-0 ※30-28、29-29、30-28
●久井淳平(多田ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級6位)

▼第3試合 INNOVATIONスーパーライト級ランキングチャレンジマッチ 3分3R
○幸田竜拓(橋本道場/INNOVATIONウェルター級8位)
KO 1R2分33秒
●中島 崇(PCK)

▼第2試合 ジム対抗戦 65kg契約 3分3R 
○豪鬼(ワイルドシーサー群馬/INNOVATIONスーパーライト級10位)
KO 2R2分15秒
●森山和哉(エスジム)

▼第1試合 交流戦 58.5kg契約 2分3R 
△大野泰弘(マスターズピット) 
ドロー 判定1-0 ※30-29、30-30、29-29
△木崎優典(NJKF・拳粋会)

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