【アクセル】K-1のレジェンド金泰泳、負傷で王座失う
アクセル・プロモーション
「アクセルVol.27」
2014年5月3日(土・祝)大阪・世界館
▼第8試合 ヘビー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○大出 康(チームスフィーダ)
延長R 負傷棄権
●金 泰泳(ナンバー8)
※大出が新王座に就く。
K-1創成期から活躍し、43歳の今でもアクセルヘビー級王座に君臨する“レジェンド”金が初防衛戦を行った。挑戦者の“神戸の巨漢”大手は元極真空手、講道館柔道の有段者。2008年12月のアクセルでは、さらに巨漢のブラジル人、ホニーを右フック一発で失神KOさせ、その名を轟かせた。
1R、軽いジャブで様子をうかがう大出に対し「思い切り来い」と発破をかける金に、大出はパンチで前進。大出の重いパンチに金の身体がグラつく場面もあったが、金は大出のパンチに合わせてヒザ蹴り、前蹴りを合わせて行く。両者早くも疲れが見え、お互い膠着して1R終了
2R、金の右ローキックで大出の動きが止まったがダウンには至らない。金はまたしても前蹴り、横蹴り、バックスピンキックまでヒットさせる。しかし、大出もそれを凌いでパンチで前へ行く。後半は膠着が目立ちお互いに警告が入る中、両者もつれ合った状態から転倒。この転倒時に受け身を誤った金が手首を負傷した。
3R、お互い膠着するやや見栄えの悪い試合に。金は左ジャブを繰り出し、大出にヒットさせる。パンチをもらう大出だが、前進して金のジャブを防ぐ。結果、ドローのため延長戦へ突入するはずだったが、負傷のため戦えない金が棄権。大出が新王座に就いた。
リング上のインタビューで大出は涙を浮かべ、「憧れていた選手と戦えました。僕は総合の選手なのにキックのベルトを巻いていて良いのでしょうか? でも恥ずかしくない試合をしていきます」と今後のアクセルヘビー級挑戦者たちを迎え撃つ力強い発言を残した。
▼第7試合 ライト級 3分3R
○石田勝希(同級王者)
KO 1R2分55秒 ※左ボディブロー
●ニルトンバチスタ(ブラジル)
もう関西には相手がいないとまで言われる王者・石田へ挑んだバチスタだったが、テクニックの差は歴然。1Rに3度のダウンを喫し、最後は左ボディブローでうずくまった。王者・石田がアクセル東京大会に続き1Rで勝負を決めた。
▼第6試合 ライト級 3分3R
○タイガー育夫(若獅子会館)
TKO 2R2分56秒
●呉玻(究道会館)
他団体のキック王者で初参戦の呉玻だが、アクセルランカーのタイガーとの力の差は歴然。2R、パンチでダウンを奪われた呉玻がバッティングを誘発し、両者負傷のため途中裁定でタイガーの勝利となった。
▼第5試合 ライト級 3分3R
○大原裕也(大原道場)
判定3-0
●HIROYUKI(命武會)
直前で試合が決まった名古屋のHIROYUKIは、今勢いのある大原に固いガードで攻めさせない。最後まで攻め切れなかった大原だが、ポイントで勝りアクセル3連勝となった。
▼第4試合 ライト級 3分3R
○植山Ninja3000(フリー)
判定3-0
●村浜take HERO(フリー)
K-1軽量級のトップだった村浜だが、最近の動きは目に見えて悪く、同じくアクセル初期を支えた植山と3Rを戦うもパンチでダウンをもらい痛恨のアクセル3連敗を喫した。
▼第3試合 ヘビー級 3分3R
○カーネル荒田(勇誠会)
判定3-0
●KING(祥空館)
▼第2試合 フェザー級 3分3R
○柴田勇人
判定3ー0
●翔陸(crazywolf)
▼第1試合 フェザー級 3分3R
○陸虎(誠流塾)
判定2-1
●高橋直輝(若獅子会館)
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