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【Krush】40歳・大月晴明が大激闘の末に-60kg級王者に

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2014/05/11(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

 

▲大月(左)の“爆腕”が炸裂!板橋(右)から2度のダウンを奪った

グッドルーザー
「Krush.41」
2014年5月11日(日)東京・後楽園ホール

▼ダブルメインイベント第1試合(第6試合) Krush-60kg級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○大月晴明(キック スターズ マスクマン/挑戦者)
判定3-0 ※28-26、28-26、29-26
●板橋 寛(スクランブル渋谷/Krush-60kg級王者)
※大月が第3代王座に就く。板橋は初防衛に失敗。

 Krush-60kg級王者・板橋がタイトル防衛戦で“爆腕”大月と対戦する。板橋は昨年8月大会で卜部弘嵩を判定で下して王者に輝き、現在4連勝中。

 一方、大月は昨年11月大会で3年8カ月ぶりのKrush参戦を果たし、わずか69秒、パンチ一発で相手を失神させてのKO勝ちで巨大なインパクトを残した。その後も及川知浩、青津潤平といった実力者を下している。

 1R、いきなり激しい打ち合いを繰り広げる両者。大月がカウンターの左フックを当てて先制のダウンを奪うと、強烈なパンチを顔面とボディに打ち分けて攻める。

 2R、大月が再びカウンターの左フックでダウンを追加。このまま大月がペースを掴むかに思われたが、板橋が左ストレートとヒザ蹴りで猛反撃。徐々に大月を追い込んでいく。

 3Rに入ると大月は防戦一方になり、逆に板橋はパンチとヒザ蹴りで怒涛のラッシュ。しかし大月はフラフラになりながらも何とか踏みとどまり、試合終了のゴングを聞く。判定は1・2Rにダウンを奪った大月が辛くも逃げ切り、第3代王座に就いた。

  試合後、大月は「カウンターでダウンを取った時には(試合が)終わったと思った。あそこから立ってくるのは信じられない。3Rは嫌倒れしようかと思ったけど、仲間から『気持ちで勝つんだろ』と言われて立っていられた」とコメント。現在40歳の大月は「若いやつにKO負けして、完全に力でやられるまでやります。若い選手の挑戦を受けます」とベテラン王者としての想いを語った。


 

▲戸邊(右)のパンチに左ミドルキックを合わせる瀧谷(左)

▼ダブルメインイベント第2試合(第7試合) Krush -55kg級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○瀧谷渉太(KSS健生館/Krush -55kg級王者)
判定2-0 ※30-29、30-28、29-29
●戸邊隆馬(とべ・りゅうま/シルバーウルフ/挑戦者)
※瀧谷が初防衛に成功。

 1月4日に第2代Krush -55kg級王者となった瀧谷が初防衛戦。挑戦者は昨年9月の名古屋大会で対戦している戸邊だ。

 対戦カード発表会見で戸邊は「昨年9月に負けてから常にリベンジする気持ちで練習をしてきて、瀧谷選手の欠点を研究し、戦略をしっかり立てています。あの頃の自分とは違うところを見せてベルトを奪いたい」と、王者攻略に自信。その言葉を受けて瀧谷も「返り討ちにしてやる気持ちで練習します」と王者らしく語った。

 1R、サウスポーの瀧谷は足を使いながらインロー、一気に飛び込んで左ストレートを打っていく。戸邊は右の蹴りを出しながら、カウンターの右ストレートと左フックを狙う。

 2R、瀧谷は左ストレートと飛びヒザ蹴りで前進。戸邊も右ストレートで反撃に転じるが、終盤、瀧谷が飛びヒザ蹴りをヒットさせて、戸邊の右眉のすぐ下を切り裂く。

  3R、パンチ&ハイキックで攻める瀧谷。戸邊も瀧谷を押し返し、右ストレートからパンチをまとめて反撃する。出血がひどくなる戸邊にドクターチェックが入るが、試合は続行となる。

 再開後、戸邊も必死にパンチで反撃するが、一歩及ばず。瀧谷が判定勝利で初防衛に成功。試合後は「もっと強くなるので、もっと強い相手とやらせてください!」とアピールした。


▲大雅(左)が延長戦までもつれ込む接戦を制した

▼セミファイナル(第5試合) スーパーファイト Krush-55kg Fight 3分3R延長1R
○大雅(たいが/TRY HARD GYM/Krush YOUTH GP 2013 -55kg級王者)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●鈴木優也(TEAM TIGER KGT)
※本戦は30-29(大雅)、29-29、29-29

 昨年、22歳以下最強を争う「Krush YOUTH GP 2013 -55kg Tournament」で優勝を果たした大雅が、昨年のWILDRUSHリーグ出場者の鈴木と対戦した。

 1R、サウスポーの大雅が思い切りのいい左ストレートと左ハイキック。鈴木も左フックやインローを蹴り返す。2R、インローと右ミドルで攻める鈴木。大雅も左ストレートを当てて挽回。3Rも蹴り主体で攻める鈴木vsパンチ主体で攻める大雅という展開が続き、延長戦へ突入する。

 延長では大雅が左ストレートで前進。鈴木はインローを蹴って右ハイと蹴りで応戦するが、勢いで勝る大雅がパンチで鈴木を押していく。判定は3-0で大雅が勝利し、無敗記録を8に伸ばした。


▲初参戦の闘魔(左)は堀尾(右)にダウンを奪われて敗れた

▼第4試合 Krush -55kg Fight 3分3R延長1R
○堀尾竜司(TRY HARD GYM/Krush YOUTH GP 2013 -55kg Tournament 準優勝)
判定2-0 ※29-28、29-27、28-28
●闘魔(Fighting Kairos/元キックボクシング5冠王)

 元キックボクシング5冠王・闘魔がKrush初参戦。対戦相手は闘魔の初参戦発表会見の記事を見て、闘魔との対戦を所属ジムに直訴した堀尾だ。堀尾は昨年4月から半年の間に5連勝を飾り、22歳以下最強を争う「Krush YOUTH GP 2013 -55kg Tournament」では決勝戦に進出。最後は同門・大雅に判定で敗れたものの、2013年に一気に台頭したホープである。

 1Rからペースを掴んだのは闘魔。得意の前蹴りで距離を取りつつ、右ローを蹴って、右ストレートと右アッパーをヒットさせる。2Rも闘魔が距離をコントロールして試合を支配するが、堀尾も果敢にパンチで前に出ていく。

 そして3R開始直後、堀尾が右ストレートでダウンを奪う。再開後、両者は激しくパンチで打ち合ったが、そのまま試合終了。堀尾が格上の闘魔に勝利した。


▼第3試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○闘士(池袋BLUE DOG GYM)
判定3-0 ※29-27、29-27、29-28
●大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB)

▼第2試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○島野浩太朗(菅原道場)
判定3-0 ※30-28、30-27、29-28
●渡辺武(Booch Beat)

▼第1試合 Krush -60kg WILDRUSH League 2014公式戦 3分3R
○レオナ・ペタス(バンゲリングベイ・スピリット)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●北井智大(チームドラゴン)

▼オープニングファイト第2試合 Krush-60kg Fight 3分3R
○ボン太(OISHI GYM)※初参戦
判定3-0 ※29-28、30-28、30-26
●三輪裕樹(DURO GYM)

▼オープニングファイト第1試合 Krush-63kg Fight 3分3R
○本村謙太(Booch Beat)
KO 3R24秒 ※ローキックの連打
●篠崎澄人(小比類巻道場)※初参戦

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