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【ZST】フェザー級王者・森興二、樋沼との打撃戦を制す

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2014/05/25(日)UP

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ZST事務局/株式会社ZSTインターナショナル
「~FIGHTING NETWORK ZST~ ZST.41」
2014年5月25日(日)東京・ディファ有明 

▲強烈な打撃で樋沼朝光(右)をKOした森興二(左)

▽第2部(本戦)
▼メインイベント(第13試合) RINGSルール 65.8kg以下契約 5分2R
○森 興二(X-ONE GYM 湘南/ZSTフェザー級王者)
KO 1R3分18秒
●樋沼朝光(RIKI GYM)

 森は13戦9勝(9KO)3敗1分の戦績で9勝は全てKO勝ちというハードパンチャー。2013年11月のZSTフェザー級王者決定戦では、伊藤健一との5Rに及ぶ激闘を制し、タイトルを獲得した。今回、戴冠後初の試合となる。対する樋沼も強打のパンチを武器にしており、現在3連続KO勝ち。

 戦前の予想通り、1Rから激しい殴り合いを展開する両者。森がパンチを出しながらプレッシャーをかけ続け、樋沼は退がりながらも打撃を返す。森の左ストレートがクリーンヒットし、樋沼は倒れてしまうがすぐに立ち上がって応戦。ここで樋沼がカットし出血が見られるためにドクターチェックが入る。

 再開後、ラッシュを仕掛けた森の左ストレートで樋沼が前のめりに倒れる。そこを森が追撃したところでレフェリーがストップした。

 KO勝ちした森がマイクアピールしていたところに、第11試合で勝利し6連勝となった加藤惇がリングインしタイトル挑戦をアピール。すると森は「まだ早い!」と返答しリングを降りた。


 

▼セミファイナル RINGSルール 75.0kg以下契約 5分2R
-濱岸正幸(U-FILE CAMP 登戸/ZSTウェルター級王者)
試合中止 ※ジョンミンが練習中に肋骨骨折しドクターストップ
-カン・ジョンミン(韓国/フリー)

▲試合中止となり、ファンにあいさつする濱岸正幸


 

▲左ミドルをうまく当てていた倉岡幸平(左)だが、金物屋の秀(右)と引き分け

▼第12試合 RINGSルール 61.2kg以下契約 5分2R
△倉岡幸平(蒼天塾)
ドロー 判定1-0 
△金物屋の秀(SHOOTO GYM K’z FACTORY)

 倉岡はバンタム級転向初戦となった2月の川村謙戦では腕十字で復帰戦を勝利。対する秀は昨年7月の藤原敬典戦以来のZST参戦となる。共に藤原が保持する王座を狙っており、ここで勝利しアピールしたいところだろう。

 1Rは、倉岡が左ミドルを何度も秀の脇にめり込ませ主導権を握る。劣勢の秀だったが、2Rになると組み付いてテイクダウン。マウントポジションを奪うなどグラウンドでパウンドを入れて逆襲。しかし、お互いに決め手を欠きドローに終わった。


 

▲スリーパーで一本勝ちした加藤惇(上)

▼第11試合 RINGSルール 65.8kg以下契約 5分2R
○加藤 惇(キングダム横浜旭)
一本 1R2分37秒 ※スリーパーホールド
●岩本一貴(クレイジーアマメント)

 ZST・SWATで現在5連勝中の加藤と、アウトサイダー出身の岩本の一戦。ゴングと同時に打撃戦を仕掛ける岩本に対し、加藤が組み付いてテイクダウン。バックを奪うと即座にスリーパーを決め、加藤が一本勝ちした。

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