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【RISE】初の九州大会で地元・有松がランカー破る

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2014/06/01(日)UP

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ゲーオ、小宮山、城戸、長島☆自演乙の試合などKO、名シーンが満載

▲有松(左)が鮫島(右)に何度も左ボディブローをヒットさせた

RISE WEST実行委員会
「RISE WEST.1」
2014年6月1日(日)福岡・ベイサイドホール

▼メインイベント(第9試合) バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
○有松 朝(リアルディール)
判定3-0 ※30-26、30-26、30-27
●鮫島 力(薩摩ジム/RISEバンタム級7位、2013年RISING ROOKIES CUPバンタム級優勝)

 昨年のRISEバンタム級新人王である鮫島が、地元・福岡の有松とメインイベントで対戦した。

 1R、両者パンチの打ち合いを主体に攻防を繰り広げる。有松は得意のショートレンジでのパンチ、ヒザ蹴りのコンビネーションで攻め、特に左ボディブローを何度もヒットさせる。鮫島もパンチを打ち返すが、有松に流れが傾きつつ1Rが終了。

 2Rも打ち合いとなるが、有松がショートレンジの打ち合いに持ち込み、コンビネーションで攻める。途中で上段前蹴りを浴びせ、ショートレンジでは左ボディブローを織り交ぜながら、左フックで鮫島からダウンを奪う。鮫島もボディストレートなどパンチを打ち返すが、打ち合いで劣勢を強いられる。

 3R、ポイント的に倒すしかない鮫島が前に出てくるのに対して、有松も真っ向からの打ち合いで応戦する。途中で鮫島のヒザ蹴りがローブローに入り、鮫島にイエローカード、有松へは回復のインターバルが与えられる。

 その後も打ち合いが展開され、鮫島はミドル、ロー、パンチで攻めるが、有松はショートレンジの打ち合いに持ち込み、ロープに鮫島を詰めてコンビネーションを浴びせる。判定は有松がRISE 3戦目のリングで初白星。文句なしの内容で、RISEランカーを破った。


 

▲ミドル級のホープ・森(右)がKO勝ち

▼セミファイナル(第8試合) ミドル級(-70kg)3分3R延長1R
○森孝太郎(リアルディール/RISEミドル級7位)
KO 1R ※左ヒザ蹴り
●網本規久(毛利道場/GLADIATORキックミドル級暫定王者)

 網本はGLADIATORキックミドル級暫定王者であり、レベルスでは日菜太や守屋拓郎といったミドル級トップファイターとも拳を交えた経験を持つテコンドーベースのファイター。

 対する森はリアルディール期待のミドル級ファイターで、長い手足を利したパンチ、ミドルキック、ヒザ蹴りでシュートボクシング日本スーパーウェルター級王者・坂本優起から勝利を奪ったことがある。

 1R、網本がシャープで切れ味のある右ハイキックを何度も繰り出し、バックスピンキック、胴廻し回転蹴りなど蹴り技で攻める。森は接近戦からのヒザ蹴りで攻めるが、網本が接近戦では組んでしまい、ホールドでイエローカードが与えられる。

 森は左目尻をカットしたが、右ストレートからの左ヒザ蹴りをボディに食い込ませると、網本がダウンし、レフェリーが試合をストップ。KOで森が勝利した。

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