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【マッハ祭り/グラチャン】手塚が因縁の再戦制す

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2014/07/20(日)UP

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▲パンチを当て、テイクダウンを奪った手塚(右)が再戦を制した

GRACHAN実行委員会/マッハ道場
「GRACHAN14×マッハ祭り」
2014年7月20日(日)東京・ディファ有明

▼メインイベント(第27試合) GRACHAN MMAバンタム級タイトルマッチ 5分3R
○手塚基伸(総合格闘技道場コブラ会/挑戦者)
判定3-0
●中村謙作(吉田道場/王者)
※手塚が第3代王座に就く。中村は2度目の防衛に失敗。

 両者は今年4月の『GRACHAN13』でもタイトルマッチで対戦。中村がドローで防衛に成功したが、試合内容に納得しなかった中村が、「もう一度やらせて欲しい」と大会終了から2日後に主催者に連絡。手塚側も判定には納得していなかったため、早くも再戦となった。

 1R、両者ともローを蹴りながらパンチを狙う。前に出ながら連打していくのは手塚、中村も頭を低く下げての左右フックで応戦。細かく連打する分、手塚のパンチが振り回す中村のパンチよりもヒットしている。

 2R、手塚が飛び込んでの左ストレートを何度もヒットさせる。中村も打ち合うが、手塚が前に出る。手塚がタックルでテイクダウンを奪い、終盤にもタックル。中村が返して上になるが、手塚は下から三角絞めの体勢に。

 3R、前に出てパンチを連打する手塚に、中村もボディから顔面へのパンチで応戦。残り時間30秒で手塚がタックルでテイクダウンに成功。上を奪ってパンチを入れ、中村が脱出したところで試合終了となった。

 判定は3-0で手塚が勝利。手塚は「中村選手が再戦を受けてくれて感謝しています。このベルトを獲ったからにはこの団体で防衛していきます。いろんな団体の選手と戦うし、負けた団体には借りを返したい。それと、10年前に“戦うフリーター”と呼ばれた選手とやりたい」と、所英男との対戦を希望した。


▲山本(左)がタックルにカウンターのヒザ蹴りを合わせてKO勝ち

▼セミファイナル(第26試合) GRACHAN MMA ライト級 5分2R
○山本勇気(パラエストラ千葉/ZSTジェネシス・ウェルター級トーナメント2009優勝) 
KO 1R1分23秒 ※ヒザ蹴り 
●ベンジャミン・セッテ(フランス/Natural Born Fighters)

 1R、左ジャブと右ローを出しながら回り込む山本。パンチで突っ込んでくるセッテをかわしていく。セッテがタックルに来たところにヒザ蹴りのカウンターをジャストミートし、鮮やかなKO勝ちを飾った。

 山本はマイクを持つと、「自分の中で今回は100点!」と勝利を喜び、「グラチャンのベルトももちろん欲しいですが、自分の目標はやはり青木真也と試合がしたいので、8月23日くらいにIGFがあるみたいなので出たい」と、青木への挑戦を表明した。

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