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【新日本キック】江幡塁、元ラジャダムナン王者を撃破

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2014/07/20(日)UP

新日本キックボクシング協会/伊原道場
「MAGNUM 35」
2014年7月20日(日)東京・後楽園ホール

▲元ラジャダムナンスタジアム王者を撃破した江幡塁(左)

▼メインイベント(第14試合) スーパーバンタム級 3分5R
○江幡 塁(伊原道場/WKBA世界スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※49-47、49-47、49-46
●ナムペット・ソータムティップ(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ライトフライ級王者)

 江幡は今年初戦の3月大会でWKBA世界スーパーバンタム級タイトルを獲得し、今回が王者になって初の試合となった。

 対戦相手のナムペットは2007年9月、『M-1』にBBTVミニフライ級王者として初来日、元新日本キックフライ級王者・建石智成に判定勝ちしている。

 1R、序盤から江幡は気合いの入った攻撃。強烈な左ロー、さらに「練習していた」という左ハイがクリーンヒットし、ナムペットからダウンを奪う。

 立ち上がるナムペットに対し、江幡は一気にラッシュを仕掛けKO寸前まで追い込む。耐えたナムペットは2Rから反撃。プレッシャーをかけて退がらせ、江幡の左ローに合わせて左フックを合わせる。

 3Rには、ナムペットがさらに前に出続けると、ここで偶発性のバッティングが起こり、江幡は額をカットしてドクターチェックが入る。

 再開後、ナムペットの強烈なパンチの前に後退する江幡だが冷静にブロック。ボディブローから顔面へのフックと上下に散らすパンチ、さらにヒジ、ロー、ハイでナムペットに主導権を握らせない。

 5R、ムエタイ特有の流し(勝利を確信したら無理に攻めないこと)に入るナムペットに対し、江幡は最後まで前に出続けてKO狙いの攻撃を見せる。

 判定勝ちした江幡は試合後に、「今回は早い段階ではなく、フルラウンド使って倒せるところで倒せるようなスタイルで行こうと思いました」と冷静に戦うことを意識していたという。

 今後については「新日本キックのリングが盛り上がるのであれば、スーパーバンタム級の他団体のチャンピオンとやりたい」と、初めて他団体との王者対決を口にした。
 

 


 

▲僅差で大塚隼人(左)に勝利し、新王者に輝いた渡辺健司(右)

▼セミファイナル(第13試合) 日本ウェルター級王座決定戦 3分5R
○渡辺健司(伊原道場稲城支部/日本ウェルター級2位)
判定2-1 ※48-47、48-49、49-48
●大塚隼人(ビクトリージム/日本ウェルター級1位)
※渡辺が第9代王座に就く。

 緑川創が返上した日本ウェルター級王座を懸けて、大塚と渡辺が激突した。両者はこれまで4度対戦し、1勝1敗2分。

 1R序盤から大塚がプレッシャーをかけて渡辺を退がらせ、右ストレートをクリーンヒット。

 ぐらつく渡辺に対し、大塚はラッシュを仕掛け優位に試合を進める。持ち直した渡辺はロー、ミドルで反撃。

 4Rにも、大塚がラッシュを仕掛けて追い込むも、渡辺は巧みなディフェンスで決定打を許さずに蹴りを返していく。

 5R、両者共に前に出て打ち合う展開の中、渡辺の右ストレートがクリーンヒットし、大塚は腰を落とすが何とか耐える。両者は最後まで激しい攻防を見せ試合終了。僅差の判定で渡辺が勝利し、悲願の王座獲得となった。

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