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【DEEP】誠悟壮絶に散る、勝った中村も12月引退発表

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2014/07/21(月)UP

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▲ケージ際へ追い詰めた中村(右)が誠悟(左)をパンチで釘付けに

DEEP事務局
「DEEP CAGE IMPACT 2014~ミスターメガトン誠悟引退興行~」
2014年7月21日(月・祝)東京・大田区総合体育館

▼メインイベント(第13試合) 誠悟引退試合 無差別級 5分3R
○中村和裕(チームカズ/DEEPミドル級王者)
TKO 2R3分25秒 ※セコンドからのタオル投入
●誠悟(TEAM 東京 CLUTCH)

 DEEPメガトン級(無差別級)の中心選手として“ミスターメガトン”と呼ばれた誠悟が引退試合を迎えた。対戦相手は誠悟が自ら指名した同じ柔道出身の中村。

 1R、ローからジャブにつなげようとする中村に対し、いつもの試合とは違い距離を取る誠悟。中村はなかなかクリーンヒットできないとみるや、距離を詰めてケージに押し込む。離れればロングのパンチを放つ中村に、誠悟も左右のフックを打ち返していく。

 2R、中村がケージ際で顔面だけでなくボディへもパンチとヒザを打ち込むと、誠悟は腰を落とすがダウンはしない。しかし中村のロングの右がヒットし始め、誠悟がケージ際へ下がったところで中村が怒濤のラッシュを仕掛ける。

 誠悟の顔面へ左右フック、右アッパー、さらに右ヒジまで打ち込むと、誠悟の顔面は血だらけに。誠悟は顔面にパンチを喰らい続けるが、レフェリーはストップせず、誠悟のセコンドがタオルを投入して試合は終了した。

 試合後、マイクを持った中村は12月21日に予定されているDEEPミドル級王座防衛戦を最後に、自身も現役を引退することを電撃発表。

 一方、誠悟の引退セレモニーには多くの関係者、さらに両親も駆けつけた。ファンから「誠悟、泣け!」という声をかけられても「泣かねぇよ!」と笑顔を保っていた誠悟だったが、10カウントの直後、涙がこぼれそうになるのを我慢し、仲間との集合写真に収まった。


▲気迫あふれるパンチを放った白井(右)が接戦を制した

▼セミファイナル(第12試合) DEEPウェルター級王座次期挑戦者決定戦 5分3R
○白井祐矢(TRIBE TOKYO M.M.A)
判定2-1
●岡野裕城(マッハ道場)

 元DEEPウェルター級王者・白井と、桜井“マッハ”速人の弟子・岡野が、次期タイトル挑戦権を懸けて対戦した。

 1R、ジャブとロー、さらに飛び込みながらのパンチなど、白井の方がクリーンヒットが多いものの、ハッキリとしたダメージを与えるまでには至らない。岡野も前蹴りや三日月蹴りを繰り出しながら距離を詰めようとするが、白井は得意の距離を保つ。

 2R以降、両者の距離が少し詰まったためか、岡野の蹴り上げが白井の急所を捕らえるようになり、一度ローブローで試合は中断。再開後、白井は再び自分の距離を保とうとするも、岡野のパンチで顔面を腫らしてしまう。

 岡野が組むとセコンドから「テイクダウンしろ!」との指示が飛ぶが、白井も倒されず試合終了のゴングを聞いた。

 判定は2-1で白井。僅差で挑戦者決定戦を制した白井は試合後、王者・悠太をケージの中に招き入れる。白井の挑戦表明を聞いた悠太は「自分がチャンピオンで白井さんが挑戦者ですが、僕の挑戦を受けてください!」と応えた。

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