【パンクラス】レッツが修斗王者破り新王座に就く
パンクラス
「PANCRASE 260」
2014年8月10日 (日)東京・ディファ有明
▼メインイベント(第11試合) 第7代ウェルター級王座決定戦 5分3R
○レッツ豪太(総合格闘技道場コブラ会/パンクラス・ウェルター級7位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●村山暁洋(GUTSMAN/修斗環太平洋ミドル級王者、パンクラス・ウェルター級1位)
※レッツが第7代王座に就く。
第6代ウェルター級王者・佐藤豪則がUFCと契約中のため防衛戦が行えず、王座を返上。第7代ウェルター級王座決定戦で1位・村山と7位・レッツが対戦した。
修斗環太平洋ミドル級王者でもある村山は、3月のウェルター級次期タイトルマッチ挑戦者決定戦でチアゴ・ジャンボを降し、タイトルマッチの権利を獲得。2010年4月に高木健太に敗れて以降、4年以上負けなしの戦績を持つ。対するレッツは高木、山崎昭博を破り、2連勝中だ。
1R、サウスポーのレッツに対して村山がインロー。レッツは右フックで飛び込むチャンスをうかがう。単発ながらローを当てる村山。レッツも右ハイを当てるが、オープンスコアは三者とも10-9で村山。
2R、レッツが右フック、飛び込みながらの左ストレート。村山はペースを変えずにジャブとローで距離を取る。レッツが右フックで突進し、村山は右ハイを狙う。このラウンドはジャッジ三者とも10-9でレッツを支持した。
3R、村山がジャブと右ストレートで前に出る。レッツもローを蹴って右フック、左ストレート。村山は前に出てくるレッツのパンチに右のカウンターを狙いつつ、レッツの蹴り足をすくって右ハイ。
決定的な差がないまま試合は終了し、3Rにレッツが前に出たことが評価され、レッツが判定勝利で新王座に就いた。
試合後、レッツは「今日は負けられない試合でした。村山選手は本当に強くてどうにか勝てました。自分はまだチャンピオンに相応しくないかもしれないけれど、もっと強くなってベルトを防衛していきます」と語った。
▼セミファイナル(第10試合) ミドル級 3分3R
○一慶(フリー/パンクラス・ミドル級2位)
KO 2R1分01秒 ※右フック
●大山峻護(フリー)
キャリア13年の大ベテラン大山は、3月大会で勝利して連敗から脱出。今回はランキング入りを狙って2位・一慶との対戦。
一慶は柔道出身だがパンチ主体の戦い方、大山もボクシング技術を磨いており、スタンドの打ち合いが戦前から予想された。
1R、サウスポーの大山が左ストレート。一慶はそれに対して右ストレートを狙いつつ、インローから右フックにつなげる。
2Rも大山が左ストレートで前進。しかし、一慶のインローからの右フックがクリーンヒット。1Rから狙っていたコンビネーションがズバリと決まり、一慶が豪快なKO勝利を収めた。
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