【MA日本キック】ピンサヤーム、一刀との王者対決を制し初防衛に成功
MA日本キックボクシング連盟/KICK GUTS実行委員会
「KICK GUTS 2014 ~第17回梶原一騎杯・真樹日佐夫三回忌追悼興行~」
2014年8月10日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第12試合) MA日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○マキ・ピンサヤーム(タイ/真樹ジムAICHI/第20代MA日本フェザー級王者、元ルンピニースタジアム認定バンタム級&スーパーバンタム級2冠王)
判定3-0 ※49-48、50-47、50-47
●一刀(日進会館/RISEフェザー級王者/挑戦者)
※ピンサヤームが初防衛に成功
ピンサヤームは元ルンピニースタジアム認定バンタム級&スーパーバンタム級2冠王。2009年6月に初来日し、藤原あらしからKO勝ち。今年1月にはリョウ・ペガサスを2RKOで下しタイ人として初のMAタイトルを奪取した。
対する一刀は、昨年9月に小宮山工介の12連勝をストップさせたキレのある強打と抜群のディフェンス能力を武器にする現RISEフェザー級王者。今年5月地元でルンピニータイトルに挑戦するも敗れ、今回再起戦となった。ルンピニータイトル再挑戦に向け、好スタートを切りたいところだ。
1R開始早々、一刀が左ジャブに合わせてピンサヤームがハイスピードの右ハイをクリーンヒットさせる。1R終盤には一刀は右ストレートをヒットさせ打ち合いを呼び込む。コーナーに追い込んでピンサヤームに連打を見舞うが、惜しくもゴング。
3R、左ハイキックを当てたピンサヤームは一気にパンチのラッシュを仕掛けたが、一刀は耐える。ここまでの判定は三者ともピンサヤームを支持。
4R、巻き返しを狙う一刀だったが、ピンサヤームは巧みなディフェンスで決定打を許さない。右ロー、右ミドルを一刀に着実に当てて主導権を握ったまま。最終R、一刀はパンチで攻めて追い込むものの、ピンサヤームは左ジャブ、前蹴り、ミドルを駆使し寄せ付けない。ピンサヤームが判定勝ちし、初防衛に成功した。
▼セミファイナル(第11試合) MA日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○為房厚志(RKS二刃会/MA日本ウェルター級1位、ICOインターコンチネンタル初代ウェルター級王者、第2代アクセルライト級王者/挑戦者)
TKO 2R2分6秒 ※ドクターストップ
●雪丸(真樹ジムAICHI/MA日本ウェルター級王者)
※為房が第22代王者に、雪丸は2度目の防衛に失敗
雪丸は今年4月に村田康行を下し初防衛に成功し、今回が2度目の防衛戦。対する為房は関西を中心に活動しているために関東圏での認知度は低いが、今年2月には元WPMF日本ウェルター級王者・渡部太基を2RTKOで下した日本拳法上がりの強打の持ち主である。
1R序盤はローキックで探り合う両者。為房はプレッシャーをかけて雪丸を退がらせ、強烈な左ジャブ、右ストレート。
2R、雪丸がロー、ミドルと蹴り中心の攻めを見せる中、為房は左ボディ、そして左ヒジ! これで雪丸は頭部をカットしてまう。ドクターが即座にストップし、為房が新王者となった。
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