【武林風】長島☆自演乙が中国で少林寺武僧を撃破

2014/09/09（火）UP
（最終更新：2015/09/18 12:00）

「武林風」
2014年9月9日（火・現地時間）中国・新疆ウイグル自治区屋外スタジアム

▼メインイベント　3分3R
○長島☆自演乙☆雄一郎（魁塾）
判定3－0
●一龍（中国）

　中国で行われた同地の格闘技大会『武林風』のプレミアムイベントに長島☆自演乙☆雄一郎が出場した。対戦相手の一龍は少林寺出身で、これまで武林風にて外国人を相手に勝利を収めており、映画出演のオファーがあるなどの人気選手。ニックネームは“少林（寺）武僧”。

　今大会は中国で有名なTV局である河南TV、および通常は海外14カ国放送が今回のみ52カ国で放送。新疆ウイグル自治区成立60周年記念の中国を挙げての大イベントである。

　スペイン、ブラジル、フランス、タイの選手が試合をする中、長島はメインイベントでの出場となった。

　中国人ダンサーが持つ日の丸を先頭に、長島はアニメ『ラブライブ』の矢澤にこのコスプレで入場し、中国の観客を驚かせる。対する中国の英雄・一龍は少林寺の僧侶の衣装で静かに入場。

　1R、飛び込んでくる一龍は豪快なパンチを振り回してくる。長島はパンチをもらい後退するが、フットワークで距離をとり得意のノーモーションからのパンチで応戦。観客はヒートアップ。

　2R、長島のワンツーが顔面を捕らえて一龍は倒れるが、スリップと判断される。一龍のバッティングでまぶたの上を切り長島は流血。しかし、頭から突っ込んでくる一龍にカウンターの右ストレートを炸裂させてダウンを奪う。

　ラッシュをかける長島にフラフラになりながらも一龍はなんとか立っている。ここで流血が目立つ長島にドクターチェックが入る。再開後、長島は2度目のダウンを奪うが、ダウンカウントが非常に遅い。フラフラになりながらも一龍は立ち上がりゴングに助けられた。

　3R、後のない一龍がパンチで突っ込んでくるが長島も打ち合いに応じる。どちらもパンチは当たっているが倒れない。長島がブレイクと同時に回し崩しからのハイキックを放つが反則をとられ、口頭注意を与えられる。ラスト10秒はノーガードの打ち合いの中、ゴングが鳴った。

　2度のダウンを奪った長島が3－0の判定で勝利。長島は試合後のマイクパフォーマンスで、中国語で感謝の言葉を述べて次回の参戦をアピールした。なお、外国人選手全員が警察官に護衛されながら送迎のバスに向かった。