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【M-FIGHT】梅野、ルンピニー現役ランカーを追い込むもドロー

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2014/09/21(日)UP

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ウィラサクレック・フェアテックス
「M-FIGHT Suk WEERASAKRECK VII」
2014年9月21日(日)東京・ディファ有明

▲与えたダメージでは梅野(右)が上回ったかに見えたが、判定は惜しくもドロー

▼第11試合 ルンピニースタジアム認定ランキング戦 スーパーフェザー級契約 3分5R
△梅野源治(PHOENIX/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーフェザー級王者)
ドロー 判定1-0 ※49-48、48-48、49-49
△シントンノーイ・ポーティラックン(タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級6位)

 6月大会で対戦する予定だった両者。この時は梅野が怪我で欠場となり、約3カ月ぶりに2人の対戦が実現し、梅野がルンピニースタジアムの現役ランカー=シントンノーイに挑んだ。

 1R、鋭い奥足ローを蹴る梅野。そこから右アッパー・左フックのパンチをまとめて左ローを次々と決める。シントンノーイも梅野の蹴り足を取って右ストレートと左ヒジを当てる。

 2R、梅野が右ストレート、シントンノーイは距離を潰して左ヒジから前に出る。ラウンド終盤、梅野も左右のアッパーを当てる。

 3R、左ミドルを蹴るシントンノーイ。梅野は奥足ローを当てて右ストレートと右ヒジ。シントンノーイが左ミドル、梅野がブロックして右ストレートで前に出る。

 4R、梅野は右ストレートから左フック、首相撲になってもヒザ蹴りを入れる。

 さらに梅野は右ヒジを当てると、シントンノーイをロープまで下がらせて攻め続ける。

 5R、シントンノーイも首相撲で梅野をロープまで押し込んでヒザ蹴り、梅野もパンチをまとめて左ミドルを蹴る。残り1分、両者は手を挙げて自らの勝利をアピール。お互い攻撃することないまま試合終了となった。

 与えたダメージでは梅野が上回っていたようにも見えたが判定は1-0(梅野)のドロー。試合後、判定については「自分が勝ったと思っている。でも出ちゃったものはしょうがないので、もっと誰が見ても勝ったと思われるような試合をしないといけない」と梅野。悔しさを露わにしつつも「シントンノーイ対策をかなり練習したけど、焦って練習でやったことが出せなかった。でもその分まだまだ強くなれると実感できた」と次につながる試合だったと話した。


▼メインイベント(第10試合) WPMF世界フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○スターボーイ・クワイトーンジム(タイ/王者)
KO 1R2分35秒 ※右ミドル
●長嶋大樹(ONE’S GOAL/WPMF日本フェザー級王者/挑戦者)
※スターボーイが防衛に成功。 

 WPMF日本フェザー級王者・長嶋が同級の世界タイトルを持つスターボーイに挑んだ。

 1R、ローで前に出ていく長嶋。スターボーイは右のヒジ打ちを叩き込むと、右ヒジと右ストレートで猛攻を仕掛ける。

 長嶋も右ストレートをヒットで応戦、しかしスターボーイが右ミドルを蹴ると、頭が下がった長嶋の顔面にヒットし、そのまま長嶋がダウン。

 何とか立ち上がる長嶋だったが、足元がおぼつかず、レフェリーが試合をストップ。スターボーイが長嶋との激しい打ち合いの末、衝撃的なKO勝利で王座防衛に成功した。

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