【イノベーション】持ち味消された町田が圧勝でタイトル挑戦へ
JAPAN KICKBOXING INNOVATION
「Dream Force-5」
2014年9月27日(土)東京・新宿FACE
▼トリプルメインイベントIII(第8試合) INNOVATIONスーパーフェザー級王座次期挑戦者決定トーナメント決勝戦 3分5R延長1R
○町田 光(橋本道場/INNOVATIONスーパーフェザー級1位、REBELS60kg級王者)
KO 4R1分22秒
●久井淳平(多田ジム/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)
※町田が王座挑戦権を獲得
現在レベルスを主戦場にしている町田は昨年12月大会以来のホームリングでの試合となった。居合い抜きの動作を応用した必殺技“居合いパンチ”で人気を呼び、試合中にそのポーズを取っただけで会場がドッと沸くなど人気を誇る。対する久井は6月の龍助戦、7月の阿修羅戦をクリアーし、今回の一戦に辿り着いた。狂平が保持する王座挑戦権を獲得するのはどちらか。
序盤、久井が遠い間合いからのパンチ、前蹴りで主導権を握る。町田はプレッシャーを強めるも突き放されてしまい、持ち味のパンチの連打が出せない。2R、久井が顔面前蹴りで町田を大きく突き放す場面もあったが、作戦を変えた町田はひたすら首相撲からのヒザ蹴りと崩しで圧倒。首相撲に対処できない久井は防戦一方となる。
4Rに町田の崩しで倒れこんだ久井にダウンカウント。立ち上がったものの、レフェリーがストップし町田がKO勝ちとなった。10月26日(日)東京・ディファ有明で開催される『REBELS.31』ではREBELS 60kg級タイトル初防衛戦で挑戦者SHIGERUと対戦する町田は「今日の状態では勝てないので試合までにもっとレベルアップしたい」とした。
▼トリプルメインイベントII(第7試合) WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王座決定戦 3分5R延長1R
○中嶋平八(誠至会/ISKA世界ムエタイスーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※49-46、49-46、48-47
●狂平(武勇会/前WBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者、INNOVATIONスーパーフェザー級王者)
※中嶋が新王者に
両者は4月のNJKFで対戦予定だったが、当時王者だった狂平が手の骨折により王座を返上。今度は王座決定戦というかたちで対戦することとなった。
中嶋は左ジャブ、右ローで主導権を握り、さらに狂平の蹴り足をキャッチしこかす。
長いリーチを活かしたパンチで徐々にペースを上げていく狂平はプレッシャーを強める。3Rにはパンチの連打で中嶋を追い込む場面もあったが、中嶋は打ち合いで右フックを当てる。僅差の判定で勝利した中嶋は「これをきっかけに世界に挑戦していきたい」とした。
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