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【バウト】SB王者・坂本がダウン奪って地元3連勝

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2014/10/19(日)UP

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▲函館出身の坂本(右)がダウンを奪って勝利を飾った

BOUT実行委員会
「ノースエリア格闘技イベント BOUT 17 函館大会」
2014年10月19日(日)北海道・流通ホール

▼メインイベント シュートボクシング公式戦スーパーウェルター級 3分3R無制限延長R
○坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級王者)
判定3-0
●藪中謙佑(ANCHOR GYM/2009年全日本グローブ空手道選手権大会優勝)

 今大会のメインイベントは、昨年に引き続き地元函館出身の現シュートボクシング・スーパーウェルター級王者の坂本が務め、RISE三階級制覇の裕樹が送り込んだ刺客・藪中を迎え撃った。

 1R、やや動きの固い坂本に対して藪中が裕樹直伝のローキックを主体に攻める。坂本は様子をうかがいながら攻撃を返していくが、手数は藪中がやや多いか。

 2R 藪中がロー主体に攻めながら果敢に投げも試みるが、坂本は落ち着いてさばき、パンチのコンビネーションを上下に振り分ける。坂本の左ボディブローが再三ヒット。

 3R、地元でKOしたい坂本と後がない藪中は開始早々激しく打ち合う。坂本はプレッシャーをかけながら左ボディブローにつなげるコンビネーションで藪中をグラつかせるが、藪中もしぶとく粘る。

 ラスト30秒、KOを狙った坂本がパンチラッシュでダウンを奪い、追撃したところで終了のゴングが鳴る。メインイベントを飾るにふさわしい好試合で、場内は割れんばかりの拍手に包まれて終了した。


▲二ツ森(右)が武田(左)を流血に追い込んでのTKO勝ち

▼セミファイナル パンクラス公式戦 ミドル級 3分3R
○二ツ森敬浩(R-BLOOD)
TKO 3R44秒
●武田光博(ベラトレオ函館/2006年プロ修斗新人王トーナメント優勝)

 1R、武田は地元の大声援をバックにサウスポー構えからのインローを起点に組み付いていく。二ツ森は初の地元凱旋試合(地元函館ラサール高校出身)にやや動きが固い。

 2R中盤、偶然のバッティングにより試合が中断。その後は両者共吹っ切れたようにアグレッシブな攻めを見せる。

 3R開始早々、二ツ森のパンチコンビネーションがヒットし、武田の額から大量の血が滴り落ちる。ドクターストップがかかり、二ツ森が初の地元凱旋試合を勝利で飾った。

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