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【インヴィクタ】端貴代、魅津希ともに敗れる

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2014/11/01(土)UP

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「INVICTA FC 9」
2014年11月1日(土・現地時間)アメリカ・アイオワ州ダヴェンポート

▼INVICTAフライ級(56.7kg以下)タイトルマッチ 5分5R
○バーブ・ホンチャック(アメリカ/INVICTAフライ級王者)
判定3-0 ※50-45、50-45、49-46
●端 貴代(和術慧舟會AKZA/初代DEEP JEWELSミドル級王者/挑戦者)
※ホンチャックが防衛に成功。

 端がINVICTAフライ級王者ホンチャックに挑戦するタイトルマッチ。ホンチャックは“リトル・ウォリアー”の異名を持ち、戦績は9勝2敗。9勝のうち2勝がチョークスリーパーによる一本勝ち、1勝がパンチによるTKO勝ち。日本人の中では圧倒的なフィジカルの強さを持つ端だが、海外での試合ではなかなか勝利を得ることが出来ていない。20戦のキャリアの集大成として挑む。

 1Rから3R中盤まで、ホンチャックが端をケージ(リングを囲む金網)に押し込んで動きを封じるという展開が続く。端はボディにヒザ蹴りを入れるくらいしか出来ない。

 3R中盤にようやく端がテイクダウンに成功したが、ホンチャックは立ち上がる。

 4Rもホンチャックが組み付いてケージに押し込み、ヒジとパンチを入れて離れる。端もヒジとヒザで応戦し、テイクダウンを奪いにいくがホンチャックは防ぐ。

 5Rもケージに押し込まれる端。端がバックを奪って逆にケージへ押し込むが、体勢を入れ替えられる。タックルとパンチで何とかしたい端だったが、ホンチャックはヒジやローを放っては組み付き、金網に押し込んで端の動きを封じるという戦法で防衛に成功した。


 

▼ストロー級(52.2kg以下) 5分3R
○カロリーナ・コワルキェビッチ(ポーランド)
判定2-1 ※三者とも29-28
●魅津希(空手道白心会/第2代DEEP JEWELSライト級王者)

 カロリーナの戦績は5戦全勝、そのうちの2勝が腕十字とチョークスリーパーによる一本勝ち、1勝がパンチによるTKOだ。2013年7月のインヴィクタ初参戦では判定勝ちを収めている魅津希が、2連勝を飾ることが出来るかどうかが注目された。

 1R、カロリーナの右ローに対して魅津希は左ジャブ。カロリーナのパンチは上手く防御する。カロリーナは真っ直ぐにジャブを打ってから、左フックをガードの隙間にねじ込むように打つ。また、魅津希のジャブに右フックをかぶせる。飛び込むカロリーナが右フックを連発。魅津希の右フックは空を切る。ほぼ防御してみせた魅津希だが、攻撃が足りないか。

 2R、組んだ魅津希はカロリーナをケージ(リングを囲む金網)に押し込む。カロリーナは右ヒジを打って離れるとジャブを出し、アッパーを含むコンビネーション。魅津希は左フック、右ローで応戦。今度はカロリーナが魅津希をゲージへ押し込む。

 しかし、魅津希が投げるようにしてテイクダウン。袈裟固めから立ち上がったカロリーナのバックを奪う。魅津希を背負ったまま、カロリーナは前転するようにして魅津希の頭をマットに叩きつけるが、魅津希は離れず寝技でバックからパンチを見舞った。

 3R、魅津希はカロリーナのパンチをかわしながらジャブ、右ローをヒットさせる。このラウンドは魅津希が前に出て打ち合いを挑み、タックルも織り交ぜる。カロリーナは組まれるとヒザとパンチを入れて離れ、魅津希はどんどん追っていく。

 カロリーナは首相撲からのヒザ蹴り、パンチの3連打。魅津希も飛び込んでの右フック、カウンターのジャブ。カロリーナのパンチは頭を振ってかわす。疲れが見えるカロリーナは首相撲からパンチとヒザ蹴り。ラスト10秒で打ち合いに行った魅津希だが、カロリーナが右のパンチをヒットさせた。

 魅津希の防御をどう評価するか、難しい判定だったが判定2-1でカロリーナが勝利を収めた。

※初代DEEP JEWELSライト級(52.0kg以下)王者・浜崎朱加(AACC)は、アトム級(47.6kg以下)でエリカ・ティブルシオ(ブラジル)と対戦するはずだったが、ティブルシオのビザ取得が間に合わず試合は中止となった。

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