【新日本キック】WKBA世界王者・蘇我、ムエタイBBTVの強豪とドロー
新日本キックボクシング協会
「KICK Insist 4~日泰国際戦4vs4マッチ~」
2014年11月16日 (日)東京・ディファ有明
▼ダブルメインイベント(第15試合) 日タイ国際戦4vs4マッチ 60.0kg契約 3分5R
△蘇我英樹(市原ジム/WKBA世界スーパーフェザー級王者)
ドロー 判定1-0 ※49-48、48-48、49-49
△ピングン・ソータワルン(タイ/元BBTVフェザー級2位)
WKBA世界王者の蘇我がBBTVのメインイベントにも出場経験があるピングンと日タイ戦の大将戦で激突。蘇我は8月大会で同じくBBTVのトーナメント優勝者のヨーペット・ペッカセームと対戦しており、2試合連続でBBTVの強豪と対戦することになった。
1R、ピングンはタイミングのよい前蹴りで蘇我を突き離し、左ミドルを蹴る。蘇我も右ローを蹴って左右のフックで前に出る。2Rもピングンが前蹴りとミドル、蘇我が右ローを蹴って左フックから飛び込む展開が続く。3Rはピングンの前蹴り・ミドルが冴えわたり、なかなか蘇我が攻撃することが出来ず。逆にピングンが蘇我の飛び込みに左ヒジを合わせる。
4Rも距離を取りながらヒジを狙うピングン。蘇我はそこに果敢にパンチで飛び込み、右フックから連打をまとめる。5Rは蘇我のパンチとピングンのミドルが何度も交錯。ピングンの蹴りを受けて蘇我の前進が止まる場面もあったが、終了間際に蘇我が下がるピングンを追いかけるようにパンチの連打を打ち込む。蘇我のラッシュで試合は終わり、判定はジャッジ1名が蘇我を支持してのドローとなった。
試合後、「パンチの手応えはあったけどミドルを蹴られ過ぎた。キックルールだったら俺の判定勝ちだけど、ムエタイルールだったら相手の勝ち。だから間を取ってドローということですね」とピングン戦を振り返った蘇我。「自分はどんなルールにでも対応できるから、ルールに関係なくビッグイベントに出たい。キックルールでもムエタイルールでもK-1ルールでも構わないです」とルールの枠を超えた戦いに意欲を見せた。
▼ダブルメインイベント(第14試合) 55.0kg契約 3分3R
△ユウ・ウォーワンチャイ(=大田原友亮/B-FAMILY NEO/UKF世界スーパーバンタム級王者)
ドロー 判定1-0 ※30-30、30-29、30-30
△古岡大八(藤本ジム/日本バンタム級2位)
今年すでに16試合を消化している和製ムエタイ戦士のユウ。一方の古岡は日本バンタム級2位で戦績は26戦9勝(1KO)7敗10分。
1R、サウスポーの両者。古岡は左ローを蹴って、左ストレートを顔面とボディに打ち分けて前に出る。ユウはそこに右ミドル、途中からは構えをオーソドックスにスイッチして右ミドルを蹴る。2Rもオーソドックスに構えるユウが右ミドル・右ハイを当て、古岡がインローとワンツーで前に出る。
3R、左ストレートで前に出る古岡。ユウは右ミドルを蹴り、右ストレートと右フック。これを的確に当て、自分の右ヒジを指差して「ヒジを出すぞ」と挑発、余裕を見せる。このまま試合終了となったが、判定はジャッジ1名のみがユウを支持、残り2名が差をつけなかったためドローに終わった。
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