【WPMF】中向がvs日本人無敗のムエタイ戦士に善戦
BOMプロモーション
「WPMF JAPAN The Battle of Muaythai VI」
2014年12月7日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール
▽Part.2
▼第7試合 メインイベント 日タイ戦 スーパーファイト WPMFルール スーパーフェザー級 3分5R
○シリモンコン・PKエイワスポーツジム(タイ/PKセンチャイムエタイジム/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者)
判定2-1 ※49-48、48-49、49-48
●中向永昌(STRUGGLE/MA日本スーパーフェザー級王者)
シリモンコンは現役ラジャダムナンスタジアム王者として来日し、駿太、清水雄介、長嶋大樹ら日本人王者クラス4名に勝っており、日本人を相手に無敗を誇る。今回は約1年ぶりの来日でラジャダムナン王者ではなくなっているが、ラジャダムナン&ルンピニー両スタジアムのランキングに名を連ねている現役の強豪ムエタイ戦士だ。対する中向は今年9月にビッグバンで駿太に勝利し現在4連勝中。その勢いでシリモンコンに挑んだ。
1R、中向は徹底して左ロー狙い。シリモンコンが左で蹴ってくると、すかさず右ローを連打する。
2R、中向は右ローを蹴っていくとシリモンコンは強烈な左ミドルを何度もヒットさせる。蹴り足をキャッチしてのコカし合いも見られた。
3R、組んだシリモンコンがヒジから首相撲で中向を鮮やかにコカす。ここから首相撲の勝負になるが、コカすのはシリモンコン。さらに強烈な左ローを叩き込んで実力を見せ付ける。
4R、中向が右ローとヒジで勝負を懸ける。シリモンコンは待ちの姿勢で左ミドル、負けじとヒジを打ち返す。疲れの見えるシリモンコンに、残り30秒近くで中向のヒジがヒット。
5R、逆転を狙って右ローを連打する中向。ローを嫌がるシリモンコンは待ちの姿勢でミドルを返し、中向が接近してくると首相撲で動きを封じる。
中向のローのダメージか、シリモンコンの左ミドルやコカしの技術を評価するか。接戦の判定は2-1と割れ、勝者はシリモンコン。中向はあと一歩まで追い詰めたが、惜しくも大金星はならなかった。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第6試合 WPMF日本ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○引藤伸哉(ONE’S GOAL/挑戦者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●田中秀弥(RIKIX/WPMF日本ウェルター級王者)
※引藤が第4代王者に、田中は初防衛に失敗
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
両者は2012年に対戦し、3Rルールで田中が勝利して引藤に初黒星を付けた。田中はちょうど1年前のBOMで王座に就き、これが初防衛戦。
1R、田中は右ストレートと左フックで前に出る。サウスポーの引藤は左ロー、左ミドル。互角の出足となった。
2Rになると両者が動き出す。引藤は左ロー、左ミドルを中心に組み合うと離れ際にヒジを見舞う。
3R、パンチのコンビネーションを繰り出す田中に対し、引藤は接近戦になるとヒジ。さらに引藤はタイミングのいい前蹴りで突き放す。
4Rも左ミドルと左ローで主導権を握る引藤だが、終盤に田中がワンツーをヒットさせてヒジ。さらに攻める田中に引藤は組み付く。
5R、田中がパンチのコンビネーションをヒジで攻め、引藤が組み付いてしのぐという展開に。引藤はパンチを出して組み付きヒザを放つ。田中の逆転を許さず、引藤が判定勝ちでリベンジに成功し、タイトルを奪取した。
引藤はマイクを持つと、「僕が初めて負けたのが田中選手でした。あの負けがあったからこそ今日勝てたのだと思います。ここで終わりではなく獲ってからがスタートなので、この自信が過信に変わらないように頑張っていきます。ヒジなし? ヒザなし? 笑わせるな! 最高!」と、笑顔でアピールした。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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