【NKB】V2達成した村井が他団体王者へ呼びかけ
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▲村井（右）はジャブと前蹴りで試合を制し、時折ハイキックも放っていった
NKB/日本キックボクシング連盟
「2014生粋シリーズ ファイナル」
2014年12月13日(土)東京・後楽園ホール
▼第11試合 メインイベント NKBミドル級タイトルマッチ 3分5R
○村井崇裕（京都野口/王者）
判定2-0 ※50-48、50-50、50-48
●田村 聖（拳心館/NKBミドル級1位/挑戦者）
※村井が2度目の防衛に成功。
両者は昨年の10月大会で王座決定戦を争い、村井が4Rにダウンを奪って新王者に。
村井は現在2連続1RでKO勝ちと波に乗っている状態で、田村との再戦を迎えた。
1R、村井はジャブと前蹴りでじっくりと相手の出方を見る。
田村は挑戦者らしく左右フックとローで攻める。パンチをもらった村井は左ハイをヒットさせ、ヒジで逆襲。
2R、村井は徹底してジャブと前蹴り。田村は突き放されるも飛び込んでのパンチを見舞うが、村井のジャブに仰け反る場面も。
3Rも変わらず村井はジャブと前蹴り。時折、左右ハイキック、飛びヒザ蹴り、パンチの連打も繰り出す。田村は圧力に押されながらも左右フックを打ち返す。
4Rも同様の展開となり、迎えた最終R。
田村がパンチで前に出て勝負を懸けるが、村井は打ち合いに乗らずジャブと前蹴りで突き放す。終始、自分のペースを崩さなかった村井が判定勝ちで2度目の防衛に成功した。
村井は勝利者インタビューで「もうNKBに相手はいないので、他団体のチャンピオンクラスにどんどん上がって来てもらいたい」と他団体の挑戦を希望し、「来年はもっとおもろい試合をします」と語った。
▲5戦全勝の高橋（左）が一階級上の坂本をKO
▼第10試合 セミファイナル 57.15kg契約 3分5R
○高橋 亮（真門/NKBバンタム級2位）
KO 1R1分55秒
●坂本秀樹（大塚道場/NKBフェザー級8位）
高橋はデビュー以来5勝（3KO）無敗の19歳。本来はバンタム級だが対戦相手がいないため、今回はフェザー級ランカーの坂本と対戦した。
1R、高橋がスピードのある左ストレート、ロー、首相撲からのヒザ蹴りで圧倒し、左フックのカウンターでダウンを奪う。最後はコーナーへ追い詰めての左ストレート。高橋が連勝記録を「6」に伸ばした。
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