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【ムエタイオープン】TOMOYUKI、豪快KOで初代王者に

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2014/12/14(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▲TOMOYUKI(右)がラジャダムナンの現役ランカーをKO

センチャイムエタイジム
「MuayThaiOpen 29」
2014年12月14日(日)東京・新宿FACE

▼第11試合 メインイベント MuayThaiOpenスーパーウェルター級初代王者決定戦 3分5R
○TOMOYUKI(センチャイムエタイジム/元NJKFスーパーウェルター級王者、WBC国際式ボクシングASIAスーパーウェルター級王者)
KO 2R45秒
●プロイタックシン・ギィヤットガンポン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級5位)
※TOMOYUKIが初代王座に就く。 

 NJKFスーパーウェルター級王座を返上したTOMOYUKIが、ラジャダムナンスタジアム認定同級5位プロイタックシンとMuayThaiOpen同級初代王者決定戦を争った。

 1R、プロイタックシンはいきなり顔面前蹴りを見舞い、鋭いハイキック、さらに前蹴りでTOMOYUKIを吹っ飛ばす。

 プロイタックシンの前蹴りでなかなか近付けなかったTOMOYUKIだが、後半になると強い左右ローとフックを繰り出す。

 2R、TOMOYUKIが左右ローで攻めだすと、プロイタックシンは嫌がって前蹴りを連発。

 TOMOYUKIのパンチもプロイタックシンを捕らえ始め、焦りの色が見えるプロイタックシンはヒジを振るうが、TOMOYUKIの左ボディブローからのフックでダウン。しかし、これはゴングが鳴った後だったので認められなかった。

 3R、TOMOYUKIは右ショートアッパーの連打でダウンを奪うと、パンチで一気に仕留めにかかる。

 左ボディブローを連打するとプロイタックシンがダウンし、そのまま起き上がってこなかった。

 ラジャダムナンスタジアムのランカーからKO勝利を奪い、新設されたベルトを巻いたTOMOYUKIは、「僕は初代のベルトを絶対に獲るつもりでした。だから1Rからガンガン行きました。来年は1月から中国のトーナメントに出ようと思っています」とマイクアピール。観客からの声援に応えた。
【関連動画】 TOMOYUKIがTKO勝ちでNJKF王者に

 


▲翔(左)が飛び込んでの左ストレートをヒットさせる

▼第10試合 セミファイナル MuayThaiOpenライト級初代王者決定戦 3分5R
○翔・センチャイジム(しょうた/センチャイムエタイジム/元NJKFライト級王者)
判定2-1 ※49-48、47-48、49-48
●ペットンガーン・ギィヤットガンポン(タイ/ムエタイ協会スーパーバンタム級6位)
※翔が初代王座に就く。 

 ライト級初代王座決定戦では、元NJKF同級王者の翔とプロムエタイ協会スーパーバンタム級6位ペットンガーンの対戦が組まれた。

 1Rは大きな動きがなく、2Rになると翔がパンチ、ヒジで攻める。飛び込んでのパンチが度々ヒットして翔が優勢に。

 ところが3R、ペットンガーンはようやく本気を出してきたか、右ミドルで距離を取り、翔がパンチで入ってくると首相撲に捕らえてのヒザ蹴り連打。さらに翔を首相撲で豪快にコカす。

 4Rも翔はパンチを見舞おうと前に出るが、ペットンガンは近付いてくるところに右ミドルをヒットさせ、巧みに組み付いてヒザ蹴り、さらにコカしにいく。

 5R、倒そうと前に出る翔だが、ペットンガンは先に右ミドルを蹴り、翔のパンチ・ヒジをかわして組み付き、ヒザ蹴り勝負に持ち込む。勝利を確信したかペットンガンが試合を流すモードとなり、翔は必死にパンチとヒジで前に出るがクリーンヒットをなかなか奪えない。

 判定は2-1と割れ、翔が辛勝したがベルトを巻いても笑顔はなく、「凄く恥ずかしい試合をしてしまいました。はっきり言って僕の負けですね」とマイクで語り、「ムエタイオープンのベルトはまだ始まったばかりなので僕が名前を大きくしていきます。1月のレベルスではヤスユキ選手との試合が決まったので、また練習し直してきちっと仕上げてきます」とヤスユキ戦での名誉挽回を誓った。
【関連動画】翔・センチャイジムがハチマキをヒジでKO

  

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