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【ボクシング】藤本、固い防御を崩せず反省しきり

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2014/12/18(木)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

ビータイト・プロモーション
「Dangan 118」
2014年12月18日(木)東京・後楽園ホール

▼第5試合 セミファイナル ヘビー級 3分8R
○藤本京太郎(角海老宝石ジム/日本ヘビー級王者)
判定3-0 ※79-74、79-74、80-73
●ダビド・ラデフ(フランス/UBOクルーザー級王者)

 日本ヘビー級王者・藤本が、フランスのローカル王座を保持するラデフとノンタイトル戦を行った。ラデフは藤本と4月に対戦した石田順裕(藤本が判定3-0で勝利)と9月に対戦し、判定3-0で敗れている。

 1R、藤本はジャブを繰り出し、ノーガードになってラデフを挑発。終盤にはボディからの連打をまとめた。

 2Rも藤本がワンツーで有利に。ラデフは時折フックを返すのみ。3Rは藤本が手数を増やし、ワンツー、左右ボディからの右フックが決まる。ラデフはほぼジャブを出すのみで、藤本が完全に手数で優った。

 4R、藤本は前に出ようとするラデフをジャブで止め、左ボディブローと右フックで攻める。

 5R、藤本の左ボディブローにラデフは身体をくの字に曲げる。藤本はそこへ右フック。ラデフはガードを固めて下がるのみ。

 6R、ノーガードで前に出る藤本にラデフのパンチが連打で決まる場面も。7R、ジャブを突く藤本が左ボディブローから右フック。さらにコーナーで左右ボディと攻める。

 最終8R、藤本の右が何度もラデフを捉えるが、守りが固いラデフを崩すことは出来ず、藤本の判定勝ちとなった。

 藤本は控え室のコメントで、「ナメていました。ディフェンスが固くて、パンチが当たっても急所に当てられなかった。ボクシングにはいろんなタイプの人がいます。もう1回勉強しなおします」と反省しきりだった。

 


 


▼第6試合 メインイベント OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級王座決定戦 3分12R
○デニス・ローレンテ(フィリピン/元OPBF東洋太平洋ライト級王者、同スーパーウェルター級1位、WBC世界同級14位)
TKO 6R2分38秒 ※レフェリーストップ
●湯場忠志(都城レオスポーツ/元日本ライト・スーパーライト・ウェルター・スーパーウェルター、ミドル級王者、OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級4位)
※デニスが新王座に就く。

 日本タイトル5階級制覇を達成した“レジェンド”湯場が、37歳にして初のOPBF王座獲得を目指した。王座決定戦を争うデニスは元OPBFライト級王者で、3階級上のスーパーウェルター級で2階級制覇を狙う。

 サウスポー同士。デニスはガードを固めながら前へ出て強烈な左ストレート、左フック。湯場は下がってジャブを突くが、デニスはガードで受けてボディを叩く。

 3Rには両者打ち合いを展開。お互いに強いボディブロー。

 4R、デニスが左右ボディからの左右フックでダウンを奪う。ジャブと強烈な右ボディで攻めるデニス。潜り込むようにしてフックとアッパーを叩き込む。

 5R、ジャブをまともに被弾し続ける湯場。左ストレートで反撃するが、デニスが勢いよく突っ込んで連打を繰り出す。

 6Rも強打にさらされる湯場。コーナーに詰めるとデニスが右フックを見舞い、湯場は一瞬おいて倒れる。レフェリーはカウントを数えることなく、試合をストップした。

  


 


▼第4試合 スーパーバンタム級 3分8R
○臼井欽士郎(横浜光ジム/元日本バンタム級1位)
判定2-1 ※76-77、77-76、78-74
●芹江匡晋(せりえ・まさあき/伴流ジム/日本スーパーバンタム級8位)

 1Rから4Rまでクリンチの多い展開となり、密着した状態からお互いにボディを打ち合う。5Rになると芹江が左右フックを入れる場面が見え始め、7Rには両者が胸を着けた状態でフックを打ち合う。臼井の手数が優る。

 8R、飛び込んでの左右ボディブローで前に出る芹江に臼井もボディを打ち合う。臼井はクリンチ状態からのフックを当てる。最終Rは芹江もボディを打ち返し、接近戦でのフック&アッパーを繰り出したが、手数の多かった臼井が勝利した。


 


▼第3試合 フライ級 3分8R
○松尾優太(国際ジム)
判定3-0 ※77-74、78-74、78-73
●堀 陽太(横浜光ジム/日本フライ級10位)

 サウスポーの堀に対して松尾は右ボディストレートと左フックを多用して前に出る。3R終了間際に松尾が左フックでダウンを奪う。

 4Rには堀が打ち合いを挑むが、松尾は頭を振ってかわしながら左フックをヒット。6Rには堀が手数を増やして左右フック。最終R残り30秒で堀がラッシュを仕掛けたが、ダウンを奪った松尾が勝利した。


 

▼第2試合 フライ級 3分8R
○長嶺克則(マナベジム/2012年全日本フライ級新人王)
判定3-0 ※77-75、79-73、79-73
●大保龍斗(横浜さくらジム)

▼第1試合 スーパーバンタム級 3分4R
○當銘義愛(とうめ・よしあ/マナベジム)
判定2-0 ※38-38、39-38、39-38
●齋藤俊弥(本多ジム)

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