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【ボクシング】河野が“倒せず”ほろ苦ドロー初防衛

2014/12/31(水)UP

▲WBA世界スーパーフライ級王座の初防衛に成功した河野(奥)

ワタナベジム
「BOXING THE BEST OF BEST 大晦日トリプルタイトルマッチ」
2014年12月31日(水)東京・大田区総合体育館

▼WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 3分12R
△河野公平(ワタナベジム/WBA世界スーパーフライ級王者)
引き分け1-1 ※116-111(河野)、115-112(ヒメネス)、114-114
△ノルベルト・ヒメネス(ドミニカ/挑戦者同級5位)
※河野が初防衛に成功。

 2年前、2012年の大晦日のリングで圧倒的不利の予想を覆して王者テーパリット・ゴーキャットジム(タイ)を4RKOに沈めてWBA世界スーパーフライ級王座を奪取した河野公平。翌年に行われた初防衛戦は僅差判定で敗れたものの、今年3月にふたたび王座に返り咲き、縁起のいい大晦日のリングで初防衛戦を迎えた。相手は2日前の記者会見からことごとく王者を挑発し続けている同級5位のノルベルト・ヒメネス(ドミニカ)。昨日の前日計量では「序盤にボディで痛めつけて終盤KOする。倒すしかない」と王者から怒りのKO宣言まで飛び出した。

 その言葉の通り、河野は開始から積極的に前に出てボディを狙っていく。対するヒメネスは足を使って接近戦を避けて長いリーチを生かす左ジャブで距離を作っていく。ただ、河野のプレッシャーが予想以上に強く、ヒメネスは得意のアウトボクシングが出来ない。2Rに入っても河野のプレッシャーは変わらず、ヒメネスはカウンターを取る戦法に切り替えるが、河野は前に出て左右のボディブロー、さらに上へ切り替えしてパンチを連打。逆にヒメネスは河野の打ち終わりを狙って下からアッパーを突き上げる。

 6R、接近戦のもつれからヒメネスのアッパーが河野の下腹部に入り、これがローブローで減点。終盤になっても展開は変わらないが、ヒメネスは接近戦を仕掛ける河野に再三のクリンチやダッキングで打ち合いを避けて、離れた距離からリーチを生かしたパンチを放ってポイントを稼ぐ。12Rが終わり、採点は三者三様のドロー。結果的に6Rの減点が試合の勝敗を分ける形になった。

 辛くも王座初防衛に成功した河野は「もう少し自分のボクシングを見せたかったけど、相手は予想通りやりにくかったです。引退をかけて思い切り戦って、ここにベルトがあるということは、まだボクシングが出来るということ」と胸をなで下ろした。前日に世界最速記録となるデビュー8戦目で2階級を制したWBO世界スーパーフライ級王者“モンスター”井上尚哉(大橋ジム)との王座統一戦や一時は暗礁に乗り上げた亀田陣営との対戦が期待されるところだが、「自分は指名された相手と試合をするだけ」と今後については冷静に答えた。

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