【IGF】ミルコ、石井をKOで下し初防衛!藤田が対戦要求
イノキ・ゲノム・フェデレーション
「INOKI BOM-BA-YE2014」
2014年12月31日(水)東京・両国国技館
観衆=8,550人(超満員札止め)
▼第11試合 メインイベント IGFチャンピオンシップ IGF MMAルールマッチ 5分3R
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/2006年PRIDE無差別級グランプリ優勝、2012年K-1 WORLD GP優勝、IGFチャンピオンシップ王者)
TKO 2R5分00秒 ※レフェリーストップ
●石井 慧(ブラック・ハウス/レインMMA/挑戦者)
※ミルコが初防衛に成功
ミルコと石井は今年8月大会で対戦し、グラウンド状態でミルコの左ヒジ打ちを食らい、額をカットされた王者・石井がTKO負けを喫し王座陥落。4カ月ぶりの再戦を前に、今大会の立会人として第2代PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル、元PRIDEミドル級王者ヴァンダレイ・シウバもこの試合を見守った。
1R、サウスポーに構える両者。ミルコは右ジャブを出しながら左ハイキック! これを交わした石井はミルコに組みついてテイクダウンに成功する。上の石井は前回の敗戦を踏まえてか、ミルコの両腕を押さえつけ下からの攻撃を許さない。逆に石井がヒジを落とす。
2R、蹴り足をキャッチされるのを警戒していたというミルコはパンチ主体の攻め。石井は再び組みつくと、ミルコの片足をキャッチして寝技の展開へ。石井はパウンドを落とすものの、一瞬の隙をついてミルコが立ち上がる。再び組みつく石井を突き放したミルコは電光石火の左ハイをヒットさせ頭部をカットさせる。
続けてパンチのラッシュを仕掛けるとここで2R終了のゴングが鳴る。その後、出血しながら倒れこんだ石井の意識は朦朧としており起き上がれない。レフェリーがストップし、ミルコがTKO勝ちで初防衛に成功した。
するとここでリングに上がった藤田和之が「おい、ミルコ! 次はわかっているよな?」とタイトル挑戦をアピール。詰め寄る藤田をミルコが突き飛ばしたことで、藤田が激怒。ミルコのセコンド陣も上がりリング上は大荒れとなった。試合後、藤田に2度勝利(2001年8月19日、2002年12月31日)しているミルコは「藤田は私と試合をしない方が、彼のためだと思う。IGFが決めた相手と私はやるだけだが、藤田と対戦したいとは思わない」とコメントした。
▼第9試合 IGF MMAルールマッチ 5分3R
○青木真也(パラエストラ東京/Evolve MMA/ONE FC世界ライト級王者)
一本 1R1分21秒 ※変型ネックロック
●山本勇気(パラエストラ千葉)
4月大会から青木との対戦をアピールし続け、ようやく山本の念願叶ったこの一戦。戦前から山本は「俺が絶対失神KOさせる」とKOを予告しており、先にリングインした山本は後から入場した青木を睨みつける。
1R、青木のタックルに合わせ、山本がヒザ蹴り。構わず青木はしつこく組み付く。一度は離れた青木は再び胴タックルを仕掛け、山本は耐える。青木はバックに回りこむようにテイクダウンし、足を絡めながら変形フェイスロック。たまらず山本がタップし、青木が一本勝ちした。
呆然としながら横になったままの山本に対し、青木は手を広げながらしゃがむと舌を出して挑発。この行動に怒った山本が青木に詰め寄ると、それを遮るように青木が「まいったしているのですみませんね。良いお年を!」といいながらリングを後にした。
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