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【K-1】木村ミノルがダウンを奪いゲーオに勝つ

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2015/01/18(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2015~-60kg初代王座決定トーナメント~」
2015年1月18日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
観衆=4,500人(超満員) 


▼第11試合 スーパーファイト K-1-65kg Fight 3分3R延長1R
○木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Fighting Kairos/マイウェイジム)
判定2-0
●ゲーオ・フェアテックス(タイ/FAIRTEX/K-1-65kg級王者)

 1R、ゲーオのミドルに木村がフックを合わせる。木村はミドルをキャッチして軸足を払う。

 木村がパンチを連打し、ゲーオはディフェンス。緊張感に包まれる中、ラウンド終了のゴング。

 2R、ゲーオのミドル、ロー、ミドルが木村に襲い掛かる。木村はパンチを放つが、急所にヒットしない。ゲーオの左ストレートが当たり、ヒザ蹴りを連打。ゲーオにホールディングの注意が与えられる。

 3R、木村のフックがかすり、会場が盛り上がる。ゲーオがパンチを放ったところで、木村のストレートがドンピシャで当たる。倒れるゲーオ。ダウンだ。立ち上がったゲーオはヒザ蹴りを連打して逆転を狙うが、タイムアップ。

 意外な展開のまま、試合終了。ダウンのポイントで差をつけて木村が2-0で判定勝利。木村は、「これまでのスターがいないK-1は終わりました。これからは俺がスターです。みんな、ついて来い!」と絶叫して会場を沸かせた。

  
☆【動画】これがゲーオ・フェアテックスのKOテクニックだ!
☆【コラム】無敵ゲーオ、強さの理由と対策方法とは?
☆【関連動画】左右田が元ムエタイ王者からダウンを奪って勝利 


 


▼第10試合 スーパーファイト K-1-70kg Fight 3分3R延長1R
○サニー・ダルベック(スウェーデン/Odenplan Fightgym/WMC北欧ウェルター級王者)
KO 延長R 2分8秒
●佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2006&2007日本王者)

 1R、ダルベックの左ストレートがヒットし、佐藤をヒヤリとさせる。佐藤は前蹴り、ローで試合を組み立てるが、ダルベックのフックがアゴ先をかすり、危険な雰囲気に包まれた。

 2Rは佐藤がやや押しているように見えたが、ダルベックの左右フックが当たり始める。佐藤は右ストレートを返し、意地を見せた。

 3R、佐藤はダルベックのミドルを受けながら右ストレートを狙う。さらにダルベックのハイキックを受けても、佐藤は下がらない。ヒザ蹴りをヒットさせるダルベック。佐藤はハイキックを放つ。ほぼ足を止めての打ち合いとなる。判定は、1(ダルベック)-0でドロー。延長戦へ突入した。

 延長Rは首相撲の展開が多くなり、両者に注意。佐藤の右ストレートが入り、ダルベックが下がる場面も。ダルベックは細かいパンチ。そして左ハイキックが入り、佐藤がダウン。立ち上がった佐藤に、さらにパンチ連打。これで崩れ落ち、佐藤がKO負けを喫した。

  

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