【RISE】極真・清水がMMAの桜木にKO圧勝
RISEクリエーション
「RISE 103」
2015年1月24日(土)東京・後楽園ホール
▼第9試合 メインイベント SuperFight! -92kg契約 3分3R延長1R
○清水賢吾(極真会館/第3代RISEヘビー級王者)
KO 1R 2分25秒
●桜木裕司(掣圏会館/WAFCパンクラチオン世界無差別級王者、UKFキックインターナショナル ヘビー級王者)
RISEヘビー級王者・清水がMMA(総合格闘技)ファイターの桜木を迎え撃った。清水は19勝のうち16勝がKO勝ちという圧倒的な破壊力を持ち、桜木は打撃を得意として12月のパンクラスでは大山峻護をパンチでマットに沈めている。
1R、清水が右ミドルからの左フックをヒットさせて先制し、パンチを打ってからの右ハイキックでダウンを奪う。立ち上がった桜木に左右フックからのヒザ蹴り。桜木もフックを振り回して応戦するが、清水の左フックでヒザを着いて2度目のダウン。
もう後がない桜木は打ち合いでフックを炸裂させたが、清水が重い左ジャブで桜木を下がらせ、最後は左フックで仕留めた。
快勝を収めた清水は愛娘をリングに上げ、「パパ勝ったよ」と言うと「おめでとう」と言われデレデレの親バカぶりを発揮。ほのぼのとした雰囲気が会場を包んだ。
控え室では「今日は必ずKOで勝ちたいと思っていました。桜木選手はパンチが大振りなので当たらないと思っていたんですが、一発もらって記憶が飛んでます」とコメント。今後については「BLADEでもRISEでも出る大会で全勝するのが目標です。誰が相手でも全勝したい。2015年を僕が盛り上げます」と全勝宣言した。
▼第8試合 セミファイナル スーパーライト級 3分3R延長1R
○Hideki(team gloria)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●菅原勇介(TARGET/RISEスーパーライト級5位)
元J-NETWORKスーパーライト級王者・菅原が、約2年2カ月ぶりにカムバック。2012年11月のゲーオ・フェアテックス戦で負傷し、長期欠場に追いやられたが懸命なリハビリを経て念願の復帰を果たした。対戦するのは、初参戦となる新鋭のHideki。ボリビアとのクウォータで現在21歳と若く、主に関西のリングを中心に5勝1分と負け無しの戦績を誇る。
1R、前に出るHidekiだが手が出ず、菅原の強いローをもらう。後半になるとようやくHidekiが連打と飛びヒザ蹴りを放つが、菅原の重いローが目立った。
2RはHidekiがパンチを出しながら前へ出て、菅原をコーナーへ詰める。
菅原もパンチを打ち返すが、Hidekiの連打をもらって下がる苦しい展開。
3R、打ち合いで前に出るHidekiに押される菅原。ローを蹴るがHidekiの連打に下がり、焦りからか反則となる首相撲からのコカしで減点されてしまった。
この減点が響き、菅原は復帰戦を勝利で飾れず。勝利を飾ったHidekiは「いろいろあってジムで練習が出来ず、公園で練習してきた時間が長かったんですが、RISEに出られるチャンスをもらえました。いろんな人の協力のおかげです。自分だけの力でやっているんじゃないと思いました」と語った。
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】