【UFC】ダン・ヘンダーソン、ムサシに秒殺KO負け
ZUFFA
「UFC FOX 14 Gustafsson vs Johnson」
2015年1月24日(土・現地時間)スウェーデン・ストックホルム テレツーアリーナ
▼セミファイナル ミドル級 5分3R
○ゲガール・ムサシ(オランダ/UFCミドル級8位)
TKO 1R 1分10秒 ※レフェリーストップ
●ダン・ヘンダーソン(アメリカ/UFCライトヘビー級9位)
かつてPRIDEでウェルター級&ミドル級王座の2階級制覇を達成したヘンダーソンは現在44歳。2011年7月にはエメリヤーエンコ・ヒョードルをTKOで破ったが、その後参戦したUFCでは2勝4敗。今回はライトヘビー級からミドル級に転向して試合を行う。
対するムサシも日本のDREAMでミドル級&ライトヘビー級王座の2階級制覇を達成し、UFCに参戦してからは2勝2敗。両者が生き残りを懸けたサバイバル戦となった。
1R、ムサシが左ジャブを出しながらプレッシャーをかける。ヘンダーソンもロングの右ストレートを返していくが、ムサシの左ジャブで左目付近をカットし、出血が見られる。左腕を伸ばしながら強引にヘンダーソンが前に出たところで、ムサシが強烈な右ストレート。この一発でヘンダーソンが倒れ、ムサシが追撃のパンチを上から放ったところでレフェリーがストップした。
▼メインイベント ライトヘビー級 5分5R
○アンソニー・ジョンソン(アメリカ/UFCライトヘビー級3位)
TKO 1R 2分15秒 ※レフェリーストップ
●アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン/UFCライトヘビー級1位)
UFC世界ライトヘビー級王座に君臨するジョン・ジョーンズを驚異のタフネスで苦しめたグスタフソン。今回は地元スウェーデンでの試合となった。対するは2014年9月にドメスティック・バイオレンスを振るった容疑で無期限出場停止となり、今回が復帰戦となったジョンソン。
1R、ジョンソンがじりじりとプレッシャーをかけ強打の左右フックを放つ。グスタフソンは左ジャブを出しながら右ロー。グスタフソンが右前蹴りを出した直後、ジョンソンが豪快な右ストレートをクリーンヒット。フラフラになりながらも耐えるグスタフソンだが、ジョンソンのラッシュは止まらない。
よろめくように倒れたグスタフソンがうつ伏せになると、ジョンソンが背後から追撃のパンチラッシュ。グスタフソンは防戦一方となり、レフェリーがストップ。地元の英雄にジョンソンが圧勝した。
▼ライトヘビー級 5分3R
○ライアン・ベイダー(アメリカ/UFCライトヘビー級7位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●フィル・デイビス(アメリカ/UFCライトヘビー5位)
両者ともレスリング出身で、レスリングの強さが際立つ選手。
1R、お互いに探り合うようにパンチを出し合う。ベイダーは左ジャブから連打につなげ、デイビスは牽制のジャブを出しながらタックルを仕掛けるがベイダーに突き放される。
2R、デイビスは積極的にタックルを仕掛けるが、ベイダーはテイクダウンされまいと耐える。ついにテイクダウンされたベイダーはデイビスにバックを奪われるも、すぐに立ち上がる。デイビスがしつこく組み付いたところでゴング。
3R、デイビスがパンチを出しながら何度もタックル。スタンドにこだわるベイダーはプレッシャーを強めパンチに活路を見出そうとするが、デイビスは距離を取って右ロー。お互いに決め手がなく判定決着へ。判定2-1でベイダーが勝利した。
▼フェザー級 5分3R
○サム・シシリア(アメリカ)
KO 1R 3分26秒
●アキラ・コラッサーニ(スウェーデン)
シシリアのプレッシャーに対し、下がりながらもコラッサーニがパンチからローにつなげる。左フックを入れるコラッサーニが主導権を握ったかに見えたが、シシリアが右フックをクリーンヒットさせKO勝ちした。
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