【蹴拳】藤原あらし100%出し切っての勝利、再びルンピニー挑戦へ
蹴拳プロモーション
「蹴拳24」
2015年1月31日(土)東京・ディファ有明
▼第19試合 メインイベント ルンピニースタジアム認定スーパーフライ級ランキング査定試合 3分5R
○藤原あらし(バンゲリングベイ恵比寿/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※49-48、49-48、50-47
●ノンタ・チャイギャコーウィッ(タイ/ムエタイマラソントーナメント王者)
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
藤原は昨年10月、ムエタイ世界最高峰のルンピニースタジアム王座に挑戦するも判定負け。再び王座を目指してランキング入りを懸けた査定試合に臨んだ。対戦相手のノンタは164戦108勝53敗3分の戦績を持ち、タイの強豪が揃うワンデートーナメント「ムエマラソン」で優勝の経歴を持つ。
1R、藤原が左ミドルキックで先制すると、すかさず蹴り返してくるファイタータイプのノンタ。その後も藤原が蹴ると必ず蹴り返し、パンチで攻めるかと思いきや組んでのヒザ蹴りも仕掛けてくる。
2R、序盤は強いミドルやローを蹴ったノンタだが、中盤は藤原がハイ、ミドル、ローと蹴りを散らして強い左ローを決める。終盤になるとノンタが首相撲勝負を挑み、ヒジとローの打ち合いとなった。
3Rも藤原が上中下に蹴り分け、パンチも顔面とボディに散らしていく。ノンタもローとヒジで応戦するが、藤原の左ローを明らかに嫌がる。藤原の軸足蹴りでノンタが派手に転倒する場面も。
4Rが始まると両者は組み合い、ヒザを打ち合う。藤原はヒジ、離れると左ローを入れるが、ノンタの首相撲で大きく崩されてのヒザ蹴りをもらう。さらに右ミドルもヒット。藤原はパンチで逆襲。
5Rはミドルキックの蹴り合い、さらにその蹴りをお互いにスネブロックでカットし合うレベルの高い攻防に。藤原のボディブローにノンタもボディを打ち返して一進一退。藤原がハイキック、空振りに終わったが二段蹴りも繰り出して試合終了。熱戦は藤原が判定3-0で制した。
藤原は「相手に何もさせないのが精一杯だった。技術がしっかりしていて強かったですね。それでも1R毎に自分が1ポイントずつ取れていたと思います」と試合を振り返り、「今の自分の100%を出し切りました」とギリギリの試合だったと語る。
そして、「ルンピニー王座獲りはやるしかない。次は力負けしないスーパーフライ級でやりたい(前回はスーパーバンタム級)」と、ルンピニー再挑戦を誓った。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼第18試合 セミファイナル 蹴拳ムエタイルール 70kg契約 3分3R延長1R
○TOMOYUKI(センチャイムエタイジム)
判定3-0 ※30-27、30-26、30-27
●サッシス・ゴンザレス(カンボジア)
※この試合の速報動画(第3R)はこちら
昨年は1年で7試合も行い全勝を収めたTOMOYUKIが、カンボジアからの刺客を迎えた。ゴンザレスは36勝20敗6分の戦績以外はデータがない未知数の相手。
1Rはお互いに左ミドルを蹴って様子を見ていたが、残り1分前にTOMOYUKIがボディから顔面へのコンビネーションパンチを繰り出す。ゴンザレスは急所へのヒザ蹴りを連発し、レッドカードで減点1。
2Rは両者とも足を止め、唸り声をあげながらパンチを打ち合う。ゴンザレスがヒジを繰り出せば、TOMOYUKIは右フックをヒットさせる。ゴンザレスは闘志むき出しで下がらずに殴り合う。
3RはTOMOYUKIが何度もコンビネーションパンチ、そしてハイキックをヒットさせるが、ゴンザレスは前へ出てパンチとヒジを出す。タフなゴンザレスをTOMOYUKIは倒しきれなかったが、大差の判定で勝利を収めた。
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