【ZST】伊藤が無敗王者にTKO勝ち、王座奪取
ZST事務局/ZSTインターナショナル
「ZST.44」
2015年2月22日(日)東京・ディファ有明
▼第13試合 メインイベント ZSTフライ級タイトルマッチ 5分5R
○伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/挑戦者)
TKO 2R3分09秒 ※レフェリーストップ
●八田 亮(ストライプルオハナ/ZSTフライ級王者)
※伊藤が第3代王座に就く。八田は初防衛に失敗。
王者・八田は2012年にZSTマットに現れた軽量級の新星と期待される23歳。これまでの戦績は8戦8勝、そのうち6勝が関節・絞め技による一本勝ちで、多彩なフィニッシュ技を持っていることから“七色のサブミッション”を持つと言われる。今回が初防衛戦。
挑戦者の伊藤はアグレッシブに攻める寝技と切れ味鋭い関節技を武器にZST新世代ファイターとして注目を集めている22歳の新鋭。4連勝を飾って八田に挑んだ。
1R、八田のテイクダウンを潰してパンチを落とす伊藤。しかしスタンドでは八田が右フックを立て続けにヒットさせて、伊藤をグラつかせる。なんとか踏みとどまった伊藤は八田に組みつき、寝技で上のポジションを取ると一気にパンチを落とす。
2R、伊藤はサウスポーの八田に右ミドルと右ローをじわじわと効かせると、コーナーを背負う八田のボディに飛びヒザ蹴り。これで八田がダウンし、伊藤が一気にパンチを連打。レフェリーが試合をストップし、伊藤がTKO勝利でタイトルを奪取した。
試合後、伊藤は「これがゴールじゃなくてスタートです。これから練習を頑張るのでよろしくお願いします!」と王者としての所信表明。「これからのZSTを盛り上げるのは自分です!」とZSTのエース襲名を宣言した。
▼第12試合 セミファイナル ZSTウェルター級タイトル次期挑戦者決定戦 5分3R
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
一本 1R1分39秒 ※フロントチョーク
●久保輝彦(禅道会諏訪松本支部)
ウェルター級王者・濱岸正幸への挑戦権をかけて山田と久保が激突。試合が始まると、すぐさま山田が組みついてアキレス腱固めへ。これは凌いだ久保だったが、最後は山田がフロントチョークを極めて一本勝ちした。
試合後、王者・濱岸がベルトを巻いてリングイン。濱岸が「打撃でも寝技でも負けない。自分のスタイルで戦う」と王座防衛を誓うと、挑戦が決まった山田も「(濱岸の)骨が鳴る音が聞こえる」と一本勝ちによる王座奪取を宣言した。
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