【D-NET】佐々木憂流迦が決勝で敗れる
D-NET
「D-NET ALL JAPAN CUP賞金トーナメント」
2015年3月1日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
長南亮、勝村周一朗、大沢ケンジら3人が中心となり、国内の格闘技ジム・道場の交流を目的として昨年3月に発足したD-NET。今回は1周年を記念した大会として、フェザー級(65.8kg以下)とウェルター級(77.1kg以下)でグラップリング(総合格闘技から全ての打撃技を省いた組み技限定ルール)エキスパート部門の賞金トーナメントが開催された。
注目はフェザー級にエントリーした佐々木憂流迦(ささき・うるか/和術慧舟會駿河道場)。UFCに参戦している佐々木は、1回戦で高橋了介(グランドスラム)にポイント勝ち、準決勝では櫻井徹也(DRAGON’S DEN)に得意のチョークスリーパーを極めて一本勝ちで順当に決勝へ進出した。
決勝で佐々木の前に立ちはだかったのは、ギロチンチョーク(フロントチョーク)を得意とし、“The ギロチン”の異名を持つ斎藤曜(トイカツ道場)。斎藤も準決勝で平尾悠人(X-TREAM柔術アカデミー)にフロントチョークで一本勝ちしている。
佐々木は立ったまま斎藤のバックを奪ってチョークを狙ったが、斎藤は寝技になることなく脱出。佐々木をコーナーへ押し込み、胴に手を回してサバ折りのように佐々木をテイクダウンして2ポイントを獲得。そのままガッチリと抑え込み、バックを奪うなどして佐々木に反撃を許さず、殊勲の勝利を収めた。
ウェルター級では、怪力と卓越した寝技の技術でZSTなどで活躍中の山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)と、同じくZSTで活躍するブラジリアン柔術の世羅智茂(GROUND CORE)が決勝で対戦。
山田は自ら座り込んで寝技に誘い込むと、抑え込んできた世羅に得意のフロントチョークを極め、わずか41秒で一本勝ち。その直前に行われたフェザー級準決勝で、フロントチョークで一本勝ちした斎藤の真似をして「俺がギロチンだ~!」と叫んで場内の笑いを誘った。
優勝した斎藤と山田には、それぞれ優勝賞金10万円が贈られた。
【関連動画】長南亮の最新MMAテクニック講座
<フェザー級トーナメント>
▼決勝戦 1R5分
○斎藤 曜(トイカツ道場)
ポイント2-0
●佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
▼準決勝 1R5分
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
一本 4分59秒
●櫻井徹也(DRAGON’S DEN)
▼準決勝 1R5分
○斎藤 曜(トイカツ道場)
一本 3分42秒 ※フロントチョーク
●平尾悠人(X-TREAM柔術アカデミー)
▼1回戦 1R5分
○櫻井徹也(DRAGON’S DEN)
レフェリー判定
●安藤達也(TRIBE TOKYO M.M.A)
▼1回戦 1R5分
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
ポイント3-0
●高橋了介(グランドスラム)
▼1回戦 1R5分
○平尾悠人(X-TREAM柔術アカデミー)
ポイント2-0
●村田卓実(和術慧舟會東京道場)
▼1回戦 1R5分
○斎藤 曜(トイカツ道場)
ポイント4-2
●榎本 悟(リディプス)
<ウェルター級トーナメント>
▼決勝戦 1R5分
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
一本 41秒 ※フロントチョーク
●世羅智茂(GROUND CORE)
▼準決勝 1R5分
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
ポイント10-2
●菅原和政(マスタージャパン)
▼準決勝 1R5分
○世羅智茂(GROUND CORE)
ポイント6-5
●下石康太(BLOWS)
▼1回戦 1R5分
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
ポイント2-0
●松本崇寿(ALPHA)
▼1回戦 1R5分
○菅原和政(マスタージャパン)
ポイント13-2
●吾妻エメルソン(Me,We)
▼1回戦 1R5分
○下石康太(BLOWS)
ポイント24-0
●岩崎成敦(RODEO STYLE)
▼1回戦 1R5分
○世羅智茂(GROUND CORE)
レフェリー判定
●鈴木JAPAN(AACC)
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