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【RISE】王者対決は宮越が技巧見せて制す

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2015/03/21(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

RISEクリエーション
「RISE 104」
2015年3月21日(土)東京・後楽園ホール

▼第13試合 メインイベント SuperFight! -62kg契約 3分3R延長1R
○宮越慶二郎(拳粋会/WBCムエタイ日本統一ライト級王者、元NJKFライト級王者)
判定2-0 ※29-28、29-29、29-28
●花田元誓(リアルディール/第2代RISEフェザー級王者)

 RISEフェザー級王者・花田とWBCムエタイ日本統一ライト級王者・宮越の王者対決。花田は昨年9月大会で一刀を得意のヒザ蹴りで破り王座を奪取、12月のBLADEでは前J-NETWORKライト級王者・前口太尊を降して連勝中。対する宮越は高橋幸光、水落洋祐、翔・センチャイジム、卜部功也などライト級の日本トップファイターたちから勝利を収めている実力者。

 1R、一気に間合いを詰めた花田がフックを連打し、宮越は得意のフットワークを使う間もなく追い詰められる。宮越は回り込む前に右フックで動きを止められてしまう。花田はヒザ蹴りもボディ、顔面へ突き刺す。

 2Rも花田が間合いを詰めてフックを連打していくが、宮越はフックをかわして左右ストレート。フットワークを使って左右に動き、花田のパンチを空振りさせては左右ストレートを巧みに当てる。

 3R、花田は左右フックを強振していくが、動き回る宮越を捉えることが出来ない。宮越は花田のパンチをかわして連打を見舞い、最後は両者足を止めての打ち合いとなったが、ここでも宮越がかわして自分のパンチを当てていく。

 2Rから花田の突進を鮮やかにかわしてパンチを入れていった宮越が判定勝ち。「今後もRISEに出させていただければもっとヤバイ試合をして盛り上げる自信があります。ベルトではなく強い相手とやりたい」と、宮越はマイクアピールした。
【試合動画】宮越が2冠王・高橋幸光を相手に防衛戦 

 


 


▼第12試合 セミファイナル SuperFight! -55kg契約 3分3R延長1R
○村越優汰(湘南格闘クラブ/第5代RISEバンタム級王者)
KO 2R 1分46秒
●ソ・ジョンウ(韓国/元韓国ムエタイバンタム級王者、元ムエタイフライ級王者、散打韓国代表)

 村越は2013年6月から続いている連勝記録が8勝と、RISEで最も勢いのある20歳の王者。その村越の首を狙い、日本初登場となったジョンウはパンチとローキックを武器とするアグレッシブなファイターで、戦績は25勝3敗。

 1R、村越は前蹴りと横蹴りで距離を取って戦い、ロングのパンチを放つ。ジョンウは思い切りフックを振り回すが、村越は右ハイキックからのパンチ連打でダウンを奪う。しかし、村越が左ミドルを蹴ったところにジョンウがパンチを合わせ、ダウンを奪い返す。

 2R、村越は必殺の三日月蹴りを突き刺しての右フック。続く三日月蹴りで2度目のダウンを奪うと、最後は左ヒザ蹴りをカウンターでボディに突き刺し、鮮やかなKO勝ちを飾った。

 村越は「ダウンを取られて情けない試合をしてしまいましたが、最終的に倒すことが出来たので結果オーライです」と苦笑いし、第11試合で挑戦をアピールした那須川に対して「那須川選手にタイトルマッチは早すぎる。僕が苦戦した同門の宮崎就斗選手とやってもらって、勝った方とやりたい」と、挑戦者決定戦を要求した。

  

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