【UFC】水垣無念の一本負け、2連敗を喫する
Zuffa
「UFC on Fox 15-Machida vs Rockhold-」
2015年4月18日(土・現地時間)アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク プルデンシャル・センター
▼第4試合 バンタム級 5分3R
○アルジャメイン・ステーリング(アメリカ)
一本 3R2分11秒 ※肩固め
●水垣偉弥(八景ジム/UFC世界バンタム級6位)
水垣は5連勝してUFC世界ランキング入りしたが、昨年9月大会でドミニク・クルーズに1RでKO負け。今回が再起戦となる。対戦するステーリングはUFCで2勝、これまでの戦績は10戦全勝のホープ。
1R、蹴りを多用するステーリングが左ミドルから組み付き、水垣をケージに押し込む。水垣はケージを背にしてテイクダウンを防ぎ、両者はヒザを蹴り合う。残り2分でブレイクとなり、パンチで攻める水垣。しかし、ステーリングにテイクダウンを奪われ、立ち上がるもバックを取られてもう一度テイクダウンされてしまう。
2Rもテイクダウンされる水垣。立ち上がって飛びヒザ蹴り、パンチで攻める水垣だが、またも足をすくわれてテイクダウンされ、バックを奪われた。ステーリングはバックマウントをキープ、さらに肩固めも狙う。
3R、ここまで劣勢の水垣はパンチで前に出る。しかしテイクダウンを奪われ、立ち上がろうとするもバックマウントを取られてしまった。水垣が向き合おうとすると、ステーリングは肩固め。ここで水垣はタップ(ギブアップの意思表示)し、2連敗を喫してしまった。
▼第11試合 メインイベント ミドル級 5分5R
○ルーク・ロックホールド(アメリカ/UFC世界ミドル級4位)
一本 2R2分31秒 ※チョークスリーパー
●リョート・マチダ(ブラジル/UFC世界ミドル級2位)
1R、ローの蹴り合いからリョートはパンチを打ち、ロックホールドはカウンターを狙う。ロックホールドの右のパンチがリョートの後頭部に当たり、リョートは前へ崩れる。すかさずロックホールドはフロントチョークから後方へ投げ、マウントポジションへ。
ロックホールドがバックマウントからのパンチ。立ち上がるリョートを逃がさず再び寝技へ持ち込む。バックからのパンチを浴び、スリーパーを極められそうになるリョート。最後には強烈なヒジをもらった。
2R、すでに右目が大きく腫れたリョートはロックホールドの蹴りに対して蹴りで応戦するが、1Rのダメージから動きが悪い。ロックホールドは押すようにしてテイクダウンを奪うと、またもバックを奪ってスリーパーの体勢に。リョートは力なくタップ(ギブアップの意思表示)し、ロックホールドが一本勝ち。
勝利者インタビューを受けたロックホールドは、「クリス・ワイドマン、マジソン・スクエア・ガーデンで戦おう」と世界ミドル級王者に挑戦をアピールした。
▼第10試合 ミドル級 5分3R
○ジャカレ・ソウザ(ブラジル/UFC世界ミドル級1位)
一本 1R2分33秒 ※腕ひしぎ十字固め
●クリス・カモージ(アメリカ)
日本でも『DREAM』での活躍で知られるジャカレが、カモージと再戦。前回は2013年5月のUFCで対戦し、1Rでジャカレが一本勝ちしている。
1R、頭を振りながら前に出るジャカレが右ミドルから右ストレート、さらにローキック。カモージがパンチで迎え撃つとジャカレはタックルからテイクダウン。
ジャカレはパスガードしてマウントポジションを狙い、逃れようとしたカモージの腕を抱えて腕十字。前回の1R3分37秒よりも速い2分33秒で一本勝ちを奪った。
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