【WPMF×レベルス】梅野、一戸ルンピニー王座に届かず
▼第8試合 REBELS65kg級タイトルマッチ REBELSルール 3分5R
○水落洋祐(はまっこムエタイジム/元REBELS-MUAYTHAIスーパーライト王者、元WPMF世界ライト級王者、元WBCムエタイ日本ライト級王者、元WPMF日本ライト級王者/挑戦者)
KO 3R 2分16秒
●UMA(K&K BOXING CLUB/REBELS65kg級王者)
※水落が新王座に就く、UMAは初防衛に失敗。
UMAは昨年7月のレベルス後楽園大会で中村広輝を破り、第2代REBELS 65kg級王座に就いた、日本のキックボクシング史上初めて北海道在住でメジャータイトルを手にした選手。今回が初防衛戦。
挑戦者は、過去にWBCムエタイやWPMFなど計4本のベルトを巻いた水落。持ち前の強打で日本トップクラスの選手をマットに沈めてきたベテランだ。
1R、回し蹴りから後ろ回し蹴り、さらに飛びヒザ蹴りと多彩な蹴り技を繰り出すUMA。三日月蹴りをグサリと突き刺し、水落がうずくまるようにダウン。しかし、後半になると今度は水落の左ボディブローでUMAがダメージを負う。
2R、左右の強打と右ローで襲い掛かる水落をUMAは前蹴りで突き放そうとする。それでも水落は前に出てパンチでボディ、顔面、さらにローで攻める。
3R、水落のローをワンツーで迎え撃つUMAだが、水落はパンチでどんどん前に出る。そしてついに、UMAの左ハイをガードして返した左フックでダウンを奪い返す。さらに連打を決めてスタンディングダウンを奪い、最後はフックの連打。レフェリーがストップするのとUMAが前に崩れ落ちるのはほぼ同時だった。
通算5本目のベルトを腰に巻いた水落は、「皆さんの応援のおかげで勝つことが出来ました。UMA選手が挑戦を受けてくれたことで、また自分が強くなれました」と丁寧にお礼を述べた。
▼第7試合 REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
○T-98(たくや/クロスポイント吉祥寺/INNOVATINウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●北斗拳太郎(ボスジム/J-NETWORKスーパーウェルター級4位)
※T-98が新王座に就く。
レベルスを牽引してきたT-98がレベルス王座決定戦に臨んだ。対するは日菜太が保持するレベルス王座に挑戦した実績があり、J-NETWORKでもタイトルを狙える位置にいる北斗。
1R、パンチで距離を詰めてボディを叩いてくる北斗に対し、T-98は前蹴りで突き放す。それでも北斗が前に出ると組んでのヒザ蹴りを突き刺す。
2R、北斗はヒジを打って組み付き、T-98をロープへ押し込んでいく。T-98はヒザを多く打ち、離れると右ロー。北斗はヒザをもらいすぎる印象。
3R、北斗は組み際にヒジを放つが、T-98の執拗な首相撲&ヒザ蹴りに完全に捕まってしまう。
4Rも同様にT-98が執拗な首相撲&ヒザ蹴り。体力を奪われた北斗にT-98がヒジ、ボディブローを打ち、北斗もパンチで反撃。
5RもT-98の首相撲&ヒザ蹴り地獄が続く。北斗もヒザを蹴り返すが数が違う。最後に北斗がヒジを見舞ったが、首相撲に徹したT-98が判定勝ちで王座に就いた。
T-98はマイクを持つと、「本当は倒して勝ちたかったので、これでは合格点があげられない。でもとりあえず日本のベルトは獲ったので、今日のメインのようなタイや世界タイトルマッチのチャンスが欲しいのでよろしくお願いします」と、次なる目標を掲げた。
【試合動画】北斗拳太郎がヒジでTKO勝ち
【試合動画】T-98が健太とWBCムエタイ日本タイトル戦
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