【REAL】元女子ボクシング世界王者ライカがKOでMMA初勝利
FIGHTING GLOBE
「ZONE×REAL 第二章 第2部 REAL 2」
2015年5月2日(土)神奈川・横浜文化体育館
▼第4試合 フライ級 5分2R
○ライカ(フリー/元女子プロボクシング世界三階級制覇)
KO 1R 2分14秒
●沙弥子(team TBP)
元女子プロボクシング世界三階級制覇のライカがMMA(総合格闘技)3戦目に挑んだ。ライカは2014年1月にボクシングを引退。昨年9月に韓国でMMAデビュー戦を行い、大みそかのDEEPで国内デビュー戦を行ったが、いずれも敗れている。
3戦目の相手は柔道出身でこれがプロデビュー戦となる沙弥子。柔道で10年のキャリアを誇り、東京学生選手権で3位入賞の実績がある。UFC女子世界バンタム級王者ロンダ・ラウジーに触発され、プロの道を選んだ。
1R、両者離れた距離からジャブを出し合う。投げようと組みに来た沙弥子にライカがボディへのヒザ蹴り、離れるとボディストレート。
ダメージを受けた沙弥子が下がり、ライカが一気に突進する。パンチの連打を浴びせ、下がる沙弥子にライカの右ストレートが直撃。沙弥子が大の字に倒れ、ライカの壮絶KO勝ちとなった。
ライカはマイクを持つと、「今日こそ絶対に得意のパンチで勝ちたいと思ってやってきました。長南会長のTRIBEで練習して、結果を出せました。これからもっとMMAファイターとして強くなっていこうと思います」と、さらなる成長を誓った。
▼第8試合 メインイベント 71.5㎏契約 MMAルール 5分2R
○ソウル・ロジャース(イギリス/SAUL ROGERS/TEAM COLOSSEUM)
TKO 1R 1分50秒 ※レフェリーストップ
●峯 望実(みね・のぞみ/契明ジム)
メインイベントを飾ったのは、第40回全日本サンボ選手権82kg級2位&ロシア大会2位の実績を持つ峯と、絞め技を得意とし“ハングマン(絞首刑人)”の異名を持つロジャースの対決。
1R始まってすぐ、峯は相手の足元に滑り込むようにして足関節技を狙いにいく。ロジャースにバックを奪われると、前方へ回転するようにして自分の股の間からロジャースの足を取りにいき、足関節技を狙う。
スピーディーな仕掛けだったが足関節技は極められず、体勢を整えたロジャースが上からパンチを落とす。
なおも足をつかんで離さなかった峯だが、ロジャースに一方的に殴られ、身体の力が抜けたところでレフェリーがストップ。
ロジャースは絞め技を出すまでもなく、日本デビュー戦を勝利で飾った。
なお全試合終了後、REALの山田重孝代表は、12月5日に同じ横浜文化体育館での開催が決定した次回大会でヘビー級とスーパーライト級のトーナメントを行うことを発表した。
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